カンパをくださった方、絵本を受け取ってない方

書くのがすっかり遅くなりましたが、
遺作展の期間中にカンパをくださった方が、何人かいらっしゃいました。
M,M様、H,Y様、H,S様、E,K様、M,O様
どうもありがとうございます。
今回、おかげさまで、カンパのお金が多少余分がでましたので、(絵本、ハガキのお金と)
お花代として、いくらかを三井家にお送りする予定です。
それ以外に、じつは三井家から、大きいカンパが、銀行振り込みにしてあったことに途中気づきました。
そちらはお返しするつもりだったのですが、他の方の意見も聞き、考えた結果、
お返しするのも、、、と思い直し、三井さんの遺作展口座に入れたままです。
それを三井基金みたいにして、プールしておいて、何か三井さん関係で必要なことがあったら使う、、
ということに今の所しています。
何か、いいアイデア、ご意見のあるかた、donkorori@gmail,comまでお知らせください。

また、期間中にカンパをくださった方中心に、三井さんの絵本をお渡ししたつもりですが、
3日のトークショーの日が、あまりの混雑のため、お渡しできなかった方がいるのでは?、、と思います。
まだ絵本を受け取っていない方がいいたら、絵本をお送りしたいと思います。
donkorori@gmail,com ←こちらに下記の<絵本リスト>の中から、ほしいものをお知らせください。
3日でなくても、もらってない方がいたら、お知らせ願います。
もらったけど、まだほしかった、、という方も同様です。
特に「ぱくっとぱせり」はまだたくさんあるので、欲しい方がいたら、メールください。
住所教えていただければ、お送りします。
カンパいただいた方には、ハガキセットをお送りする予定なので、
その時いっしょに送りたいと思います。
もう少しおまちください。
三井さんのひろった貝、色鉛筆も同様です。

<三井さんの絵本リスト>
ぱくっとぱせり 16冊
北風とたいよう 8冊
くまさんじゃなくてきつねさん 5冊
じゅうたん 4冊
かくれんぼ 大1冊 小2冊
がとごとごーごー 2冊
みーんなよこどり 2冊
がんばれあおむしくん 1冊
あなぐまのくりーにんぐさん 1冊
ねこのさいふ 1冊
いちごおいしいね 1冊

三井さんの言葉~その1

この前のトークショーに出ていただいた、又重さんが
その時に言いそびれた、、と偲ぶ会の時に教えてくれたのが、三井さんの言葉でした。
彼女の人柄と、表現することの心持ちを伝えるのにいい、、と思われたようです。
それはとても三井さんらしく、すごくいい話でした。

月刊絵本78年10月号にのっています。
絵本の学校の講義録。
色んな絵本作家さんが、絵本の作りかた、等の絵本の講義の話をしている中で、
三井さんは「リンゴの木を描こうと思ってリンゴ園に行ったらリンゴの木が描けなくなったお話」として話しています。
長くなるので、いくつかに分けて書きます。(これは、九州でおこなわれたようです。)
「みんなが集まっているので、てっきり海を見ているのかと思ったら、本を見ていて、
都会と同じことをわざわざここでしなくてもいいと思っているのですけど。
私、1時間もつかどうかわからないから、早くご飯食べて、それでこの海の水の温度を足で感じて、遊んでもらいたいと思います。」
「子供は恐ろしいくらいの目をもっていて、4歳の甥と、ビーグル犬と3バカトリオで、毎日探検ごっこして暮らしてるんですけれどね。
子どもが言うには、犬が暑そうだから、毛を剃刀で取っちゃうと騒ぐんですね。
私、犬小屋に寝てみたの、そしたら案外涼しいのね。ただのらのらと暑そうな顔して暮らしているだけで、
うちの犬はずっと怠け者だと思って、頭なぐってやったんだけど、、」

「昔雪国に憧れててね。雪って美しいなと、雪国の人に言ったら、何気なく言った言葉だけど、相手の人を傷つけたらしくて
雪を知らなきゃいけないと思って、北海道の稚内の下の方の、水もない、ストーブもない、電気もないっていうところで、
数か月暮らしたことがあって、それでも井戸をガチャガチャやって、少しの水を得て、ただただ喜んでも水の重々しさと、
人の言いたいことが近づいてこなくて、その美しさだけを感じていたことがある。
先日、東北の祭りを見て、その勇ましさの中にある重み、夏の激しさを知って、やっと雪の重さがわかった気がするのね。
で、今まで雪を知ろうと思って、冬をさけてたけど、夏に雪を知るとは、、なんたるか、、、です。」

遺作展が無事終了しました

6日で、遺作展が終了しました。
たくさんの方に来ていただき、助けていただきました。
ほんとに、どうもありがとうございました。
6日は、早めに片づけさせてもらいました。
当日、三井さんの弟さんも来てくださり、絵の梱包をやってくれて、
宅急便で三重に送る、、という手際のよさでした。
青森の妹、Hさんもその日も来てくださり、片づけをやってくれました。
他に車を出してくださったHさん、手伝いに来てくださったSさん、
ずっとなにやかや手伝ってくれていたHさん。(絵を見に来たHさんのお友達も手伝ってくれました)
計7人で、一気に片づけが終わりました。
みな様、ありがとうございました。

それにしても、慣れないイベントに多々不備があったと思います。
特に3日は、あまりにも多くの方に来ていただけて、画廊がギュウギュウに、、
その日しか来れなかった方には、お話もできず申し訳ありません。
にもかかわらず、暖かい遺作展で終らせられて、感謝しております。
ただ、3日はカンパをくださった方に、絵本を渡すことや、三井さんの色鉛筆、貝
色々渡せなかったのでは、、?と、気になっています。
トークショー後の打ち上げも、画廊の鍵が見当たらない等、打ち上げ時間や人数、
トークショーの時間延長がなかった、(延長予約をとって、お金も払ってあったのに)
等、色々不備があり、頭が混乱してしまい、
せっかく遠くから来ていただいた方達と、お話できずじまいだったのが、悔やまれます。
画廊番のため、トークショーはビデオに撮ってもらったのを
後で聞かせてもらおう、と思っていますが、
皆様いいお話が聞けていたのでは?と思います。
それにしても、会場にいなかったので不明ですが、時間延長にならなかったのが残念です。
又重さん、大竹さんお話しそびれたことがあったようで、申し訳ありません。

又重さんは、5日の偲ぶ会に出てくださり、トークショーで言おうと思っていた、、
というお話をしてくれました。三井さんの言葉です。
それは、とてもいいお話なので、このブログでアップしていきたいと思います。
ほんとに色々不備がある中、皆様に来ていただけ、
三井さんの世界を感じていただけ、皆様に協力していただけ、
何とか無事終了できたことを、感謝したいと思います。
どうも、ありがとうございました。
三井さんの言葉、三井さん情報があれば、
今後もこのブログで、アップしていきたいと思っています。

三井さんパワー

いよいよ、1日から遺作展が始まります。
今日みなさんに手伝っていただき、無事搬入をすませることができました。(30日)
ありがとうございます。
画廊が、いきなり三井ワールドに!

遺作展やろう!と思い立ち、かってにはじめたのが、次々とみなさまのご協力が、、、
私のおかげで、、と言われるのですが、それははっきり違うので、書いておきたいと思います。
これは、みんなの三井さんへの気持ちのパワーと、ご協力のおかげです。
そして、同時に三井さんのパワーのおかげです。
まず、村上さんが、カンパ集めたら、、口座を作ったら、と、アドバイスくれました。
なんたって先立つものがなければ、何も進みませんから。これが順調第一歩でした。
その都度相談にのってくれ、その都度、的確なアイデアを出してくれました。
絵のプリント、資料つくり、名簿つくり、かなりの連絡もしてくれました。
トークショーにも出てくれます。ほんとに助かりました。
カンパをくださった、たくさんの皆様の三井さんへの気持ちをひしひしと感じます。
おかげで、全部をカンパで、しっかりまかなえそうです。ありがとうございます。

そして、トークショーのアイデアを出して、司会をやってくれる大竹さん。
土井さんもゲストに探してくれました。(ポポタム大林さんのご意見があって)
的確なアドバイスをしてくれました。
又重さんも、ご出演ありがとうございます。
影響力のある、土井さんには、トークショー出演を。
トムズボックスで、告知展示もしていただいたり、、ほんとにお世話になりました。
案内はがきのデザイン、撮影を一手に引き受けてくれたのが、Kさん。
普通プロがやる、大変な写真撮影も、とても苦労して、いい感じに作ってくれました。
私の注文にも曲げることなく、、ありがとうございました。
額装のしていない絵に、簡単額装をやってくれたのが、同業者のOさん。
こういうことをやったこともない私達2人で、アイデアを出しながら、3回もきてもらい、
世界堂にもいっしょに買い物に行ってくれ、おかげで額装できました。
搬入、展示もやってくれました。
そして、展示のシュミレーション、展示をやってくれたのは、画家のHさん。
足りないものの買い物もしてくれました。
私が出れない時間の留守番もやってくれる、、とのこと。助かります。
搬入、搬出で、車を出してくれ、展示をやってくれたのが、夫婦で三井さんとおつきあいのあったHさん。
カンパの不明の人を探してくれ、、はがきを送る先等、色々教えてくれた女子美のTさんNさん。

自分のもっている三井さんの手書きのベッドカバーを貸してくれたSさん。
忙しい時に、「三井さんの絵本」のHPを、今回の遺作展、トークショーを、入れてくれました。
トークショーの会場を借りるのにも、カードを友達Mさんが貸してくれました。
当選しなかった場合、他もあることを探してくれた別の友人。
フェイスブックをやるアドバイスをもらったので、教えてくれたMさん。
いまだによくわかりませんが、ツイッターも、宣伝のため細々と、、
そして、最初のきっかけをつくってくれた、フレーベルのSさん。
画廊のオーナーさんにも、とてもよくしていただけました。
シュミレーションでも、画廊を貸してもらえ、偲ぶ会でも部屋を使ってもいいと、、、
もちろん、ご家族の方達のご協力は言うまでもありません。
絵を選択に伺った時も、絵も絵本も、月刊絵本も、全てプロ包装で送ってきて、みなさんに、、と、絵本も。
搬出にも、わざわざ来てくれるそうです。ありがとうございます。

他にも、トークショー受付やってくださるHさんや、、
なぜか、必要な時に、必要なことをやってくれる人が現れ、やってくれる、、というのは、ほんとに不思議です。
今回こうしたイベント?を初めてやらせてもらうわけですが、
全てうまく行っている気がします。普通、こんなにうまくはいかないだろうな、、?とは、想像できます。
これは、やはり、、後ろで三井さんが、何か動かしてくれているんだろうなと、思うわけなのです。
そして、みなさんの三井さんへの気持ちが、こうして順調にいく
エネルギーに直結してくれているんだろうな、、と、つくづくありがたく思います。
みなさま、ほんとにどうもありがとうございます!
あとは、三井ワールドで、皆様とお会いできるのを、楽しみにしています。

30日つけ、朝日新聞,夕刊マリオンにも書いてもらえました。(大竹さん、神谷さんありがとうございます)
http://www.asahi-mullion.com/event/detail/21866