会計処理用のEXCELファイルを新たに作成し、4月4日に平成27年度の会計担当の方に引き渡しました。
今回の会計EXCELの作成の主な動機は次の通りです。
(1) 従来の会計処理では、長年の経過により勘定科目コードの一部が実態に
合わなくなっていた。そのため、勘定科目コードを記入せず、帳簿づけする
ケースが散見された。
(2) 下期決算報告と次年度予算案で表示項目が異なっており、両者の関連性
が不透明であった。
(3) 上期、下期の決算書で各項目の金額に不整合が生じるケースが散見され
た。この原因として、勘定科目コードによって統一された会計帳簿づけが
適切になされていなかった(できなかった)ことが強く推測された。
(4) 年数経過で歪みの生じた会計方法により、事務処理が複雑になってしまい、
毎年、新たに会計を担当する会員にかかる心理的負担が大きくなっていた。
この状況を改善し、誰もが気軽に会計を担当できるようにすることを目指し、以下
の方針で新・会計EXCELファイルを作成しました。
(1) 実態にそぐわず、どの科目につければいいか迷うことのあった勘定科目体系
を一新し、現在の自治会活動の実態に即した、分かりやすい新たな勘定科目
コード体系を整理・策定する。
(2) すべての帳簿は、勘定科目コードによって串刺しされ、各種帳簿、報告書の
関連が一目でわかるようにする。
(3) 自動化できる処理は、極限まで自動化し、会計事務負担を最小化する。
自動化された処理には、前年度の繰越金、予算等の新年度への引継ぎや、
月次収支報告、決算書の作成などがボタンを1つクリックするだけで済む
機能などが含まれます。
新・会計システムへの移行に伴い、前年度総会で承認された予算(案)の表示
項目と異なる表示項目に変わりますが、前年度策定の予算(案)を内訳を注意
深く吟味し、予算立案の主旨を一切毀損することなく、新勘定科目に基づく予算
に移行すべく細心の注意を払いました。
最後に、
本来であれば、新EXCELファイルを役員ブログに張り付けられるとよいのです
が、残念ながらそれができないようなので、EXCELファイルは、今年度の会計
担当の方に手渡すだけになりました。
今年度、集会所の古いPCの刷新があるようなので、新PCが設置されたら、
それに保存する予定です。
自治会員有志S