「三井さんの遺作展」を,やり始めた時は、
知り合いが集まって、彼女を偲ぶ、、というイメージでした。
途中、大竹昭子さん(3日のトークショー司会)が、どうせやるなら、
三井さんを知らない、若い人達にも知ってもらいましょう、、、ということで、
トークショーの企画を、立ち上げてくれたのです。
間に入ってくれたのは、村上さん。(元月刊絵本編集、トークショー出演)
で、話を進めてもらっていると、こじんまり、、ではなくなるとわかりました。
最初のイメージとちょっと違うな、、と思いました。
しかし、三井さんの実家に絵を借りに行った時に、
弟さんが、「保存しているこれら絵を、いずれどうしたもんか?」と
不安に思っていらっしゃることが、わかりました。
いつまでも自分が管理できるわけではない(自分が亡くなったら)ので、
どこか保管してくれる場所があればいいんだけど、、ということです。
どこか美術館、とかで、保管してくれたらいいなあ、、と。
高名な画家さんなら、美術館が集め、保管しているわけですが、
みんなが高名で、高評価されているわけではないですし、、
その他、多くの絵本作家のみなさんは、どうしてるんだろう?と思いました。
自分で、小さい美術館を作った絵本作家さんもいるようです。
ある程度の年になると、今後の絵の保管に、みなさん悩んでいるんでしょうね。
そして、小さい美術館は、すぐつぶれたりもするようです。
みなさん不安を抱えてることでしょう、、
絵本大手の福音館さん等が、日本の絵本作家達、、というくくりで、
絵の保管をしてもらえないか、、?とも思い、
今回の案内の時に、お手紙も出してみました。
当然ですが、何の反応もないわけです。
なので、今回の遺作展、トークショーが、それらのことも
ひっくるめ、ほんの少しでも考えるきっかけになればいいな、、、とも思い直し、
絵本好きの、より多くの人、若い人達にも来て、知ってもらえたら、、と、考え直したのです。
トムズボックスでの告知展示
ツイッターで、トムズボックスの土井さん(トークショー出演)が
三井さんのことを書いてくれたら、ここへの来訪者が増えました。
ありがたいことです。
トークショーを多くの人に知ってもらえ、来てもらえたら、、と思います。
私も自分の原稿をかかえたまま、、
保管は管理は、ニガテだし、頭が痛い問題です。
いずれ家族がいなくなった場合、今後の絵の保管をどうしたらいいか、、
何かいいアイデアないでしょうかねえ?