平成26年6月29日(日)男女共同参画センター主催の防災ワークショップに参加した。
ワークショップの概要は以下の通りです。
(1)男女共同参画の視点で実践する災害対策の必要性
3.11東日本大震災の経験から、男女で異なる被災経験に対応
するためには女性の参加が絶対必要だと認識された。
(2)災害時要援護者の支援と多様性配慮
千葉市では平成26年7月1日に施行された:
『避難行動要支援者名簿に関する条例』によって要介護高齢者や
重症認定を受けた難病患者に対する災害時支援の仕組みが動き
出すが、それ以外にもアレルギー疾患者、妊産婦、乳幼児、
身体障害者、精神障碍者、外国人、や性的マイノリティー等々
弱者に対する多様な配慮が必要だ。
(3)避難所開設の図上訓練
災害対策の訓練には『実践訓練』と『図上訓練』があり、この
『図上訓練』というシミュレーションも大変役立つ。
(4)災害支援の実際と地域の取組の事例紹介
一般的には千葉市はまだ大災害に見舞われていないので、
市民の災害に対する意識は非常に低いので、災害に対する
意識を高めるのが急務であるようであったが、中には積極的に
取り組んでいて、マニュアル作成の上、年数回の訓練を繰り返し
ている地域もあった。