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平成26年6月28日(土)避難所運営委員会研修会

土気南中学校区避難所運営委員長として、緑区役所で開かれた避難所運営委員会研修会に出席した。
研修会の概略は以下の通りでした。
(1)大野緑区区長の開会の挨拶
緑区内には全避難所に避難所運営委員会が結成され、徐々に訓練を始めている。

(2)仙台市泉区加茂連合町内会会長の阿部晃氏の講演
避難所運営マニュアルを東日本大震災前に完成させ、避難所の運営にあたった。
加茂連合町内会は平成17年に結成され、6町内会と6自治会で構成されている。
避難所運営委員会の特色は:
*自治会が中心となり各種団体にも加入してもらっていることが力になっている。
  各種団体の役員は長期の任期であるのに対して、
  自治会の役員は短期の任期なので各種団体役員の継続性が強み。
*各種団体の頻繁な懇親会を通して顔の見える関係を構築している。
*会議より数多い防災訓練が災害に際して役立った。
*避難所運営は普段の自治会活動の延長でよい。
*避難者が落ち着いた段階で、避難者の名簿を作り、運営組織を組織化する。
*ボランティアの活動が避難所運営の力になった。
3.11東日本大震災に対応活動の総括は:
*震災発生直後から避難所ではまさにパニックが起きた。
*避難所運営のマニュアルを作成していたことで、組織活動に役立った。
*一時避難所と指定避難所との関係が不明確であった。
*災害は発生直後の運営委員間の連絡体制が不明確であった。
*災害発生直後からの時系列の運営体制の記述が必要であった。
(3)誉田中学校避難所運営委員会の事例発表 森 章委員長
 *避難する町内自治会
   6町内自治会 約2000世帯 未加入者を加えると3000世帯
 *運営委員会の構成員
   6町内自治会の正副会長及び防災役員、
   誉田1丁目神社総代代表
   地区民・児協会長
   誉田中学校校長及び教頭
   県立袖ヶ浦特別支援学校校長
   区域周辺在住市職員
 *重点的にやったこと
   過去に大災害が無かったことから、災害に対する意識が低かった。
   町内自治会の各種会合で防災に就いての話題を常に入れる
     ”必ず来る災害の為に” の謳い文句
     ”出来上がったマニュアルよりも作成の話合いが大切”
   月1度の防災ニュースを発行し、回覧
   誉田地区の細かい防災マップを作成
   年数回の各種防災訓練の実施
(4)おゆみ野南中学校運営委員会の事例発表 篠原茂樹委員長
 *避難する町内自治会
   9町内自治会 2アパート 1300世帯
 *重点的にやったこと
   おゆみ野南中学校内の各町内自治会の滞在区域割作成
   おゆみ野南中学校内の避難所配置図の作成
   2014/9/1の大訓練に500人が参加した!!
   『無事です』の旗を作成し、各家に配付した。
   ”会議だけでは駄目で、訓練が大切”
(5)避難所運営機材・備蓄品等配備計画 千葉市防災対策課
  今後5年間で、備蓄数を増やして行く
 *拠点倉庫: 食糧、生活必需品、資機材
 *分散備蓄庫: 資機材
 *避難所: 初動対応用備蓄品(食糧、飲料水、生活必需品、資機材)
(6)8月31日(日)の九都県防災訓練  千葉市防災対策課
 千葉市会場
 *中央会場訓練(9:30~11:30)
   若葉区みつわ台中学校・小学校に於ける防災関係機関の訓練と
 *避難所重点訓練: 市内18カ所、区内3ヶ所(近隣では土気小学校)
   訓練指導員のもとに実践的な訓練を実施(9:30~11:30)
 *避難所開設訓練: 当自治会は土気南中学校避難所で行う
   (9:00~10:00)
   施設管理者、避難担当職員、避難所運営委員会のみによる訓練
   中央会場や重点訓練会場への見学のオプション(10:00~11:30)
以上