1つのことを突き詰めている方を見ると元気が出る

こんにちは!日本列島、南の方はもう梅雨入りのようですね。
そういえば気づけばもう6月なんですよね。
5月があまりにも暑い日が続いたもんですから、梅雨がまだ来ていないのをすっかり忘れていましたよかさ顔
私は未だに子供を保育園へ送るとき自転車を使っていて、私は「まだまだイケる!来月まで大丈夫じゃないか」と思っているのですが、周りから「もう自転車は辞めたほうが…」という声がチラホラ…
そのくらいお腹が目立ってきたんだと思いますが、先週末に我が子にも「もうそろそろ、自転車お休みにしたら?危ないよ」なんて言われ、「知らない間に子供は成長したなあ…」なんてウルウルしています。
さて、最近の生徒様の状況というと、11月の大人の発表会へ出演予定の方は曲目も決まり、「さあ来月から代講の先生の元で本格的にレッスンを開始するぞ!」というお気持ちでいることと思います。
発表会に出ない方も、それぞれで目標を決め、私もちょっとづつプレッシャーをかけていますので(私が復帰した時の上達っぷりを楽しみにしています、とか言ってます)モチベーションは高くなっているのでしょうか。いや、高くしていただかないと困ります。
最近は「モチベーションの保ち方」について私なりの考えをブログでお話させていただいています。
フルートを練習するにあたり、やはり音楽は繰り返しの練習は欠かせないものです。
これはどの分野においても同じことが言えるはずです。
今朝、主人とTVを見ていたら、「一筆で龍を書く芸術家」という方が紹介されていました。
その作品は躍動感ある、まるで生きているような力強い作品でした。
それをたったの15分で描いてしまうのだそうです。
「15分で出来るなんて、結構簡単に出来ちゃうの?」なんて思う方もいるかもしれませんが、ここまで書けるようになるまでに何百、何千もの時間と、何万枚もの紙を犠牲にして得られた成果だということを忘れてはいけません。
この犠牲が今の成功をもたらせてくれているんだろうと想像がつきます。
そして本当に好きでないと、続けることはできないですよね。
このように一つのことを徹底してやっている方を見ると、なんだか自分も元気をもらえます。
一つの分野の仕事を全うする方、一つの趣味を突き詰めて長年やっている方、家事を毎日こなしている方、そういう方々の話を聞かせていただけるおかげで、私は「今日も頑張ろう!」という気になれるようです。
わたしは「日々のマンネリの打開策」の手持ちが少ないようで、実はしょっちゅうモチベーションは下がっています。
まだまだ研究のし甲斐がありそうです。

色々な先生の意見を聞くことは自分のレベルUPに繋がる

こんにちは!
今週は雨が多いようですが、いよいよ梅雨入りですかね?かさ顔
晴れているのも良いですが、雨もなかなか楽しいものです。
何より、子供が水たまりではしゃぐ姿を見ると、洗濯ものは乾かないけど雨もなかなか良いもんだな、なんて思います。
さて、今月いっぱいで私は産休・育休に入ることになり、代講してくださる先生への引継ぎもひと段落しました。
生徒様の温かい御心づかいで何とかここまで無事に乗り切ることができました。
ありがとうございました。
長年、私と苦楽を共にされてきた生徒様ですと、代講の先生を経験されるのは2回目の方も多くいらっしゃいます。
私は5年ほど前にも、産休・育休で代講を立てているからです。
実は私が復帰した時、ある生徒様が「先生と代講の先生が言っていることが違うので、ちょっと嫌だった」という話を伺いました。
確かに先生も人間、人も違えば性格も考え方も違います。
そして「言っていることが違くて、とても戸惑う」という経験は私も過去にあります。
私は大学時代、約2年くらい、同時期にダブルレッスンを経験したことがあります。
その時に演奏スタイルについて、各々の先生の言っていることが真逆で「どうしよう…」と悩んだことがあります。
A先生は「身体を使って曲を演奏しなさい」
B先生は「演奏中は動くな!ブレスコントロールだけに集中しなさい」
A先生は「これはヴィヴァルデイ作曲です」
B先生は「ヴィヴァルディではありません。本当はシェドヴィルという作曲者です」
など、その違いは沢山ありました。
でも結果的に、「どうしよう…」と悩むキッカケをくれたことは間違いがないですよね。
悩むということは、勉強するキッカケになっているということで、自分にはプラスなことです。
もし食い違いがなければ、そのことで考えたり調べようと思うことは一生なかったかもしれません。
世の中の楽器の先生の中には「自分以外の先生に教えを乞うてみたいなら、私の元を去ってから行け」という先生がいらっしゃいます。
そのお気持ち、私が先生になってみてすごくよく分かります。
それは過去の私のように、生徒が悩むのが目に見えているからです。
せっかく自分が丹念に指導してきたことが、ちょっとした生徒の迷いで崩れてしまうこともあります。
それが怖い、ということもあります。
でも長い目で考えてみれば、そうやって生徒が思考錯誤することは、決してマイナスばかりではないと思うんですよね。
むしろ上達への選択肢が広がって、生徒にとっては「選ぶ権利」が発生し、それがまた練習への意欲に繋がると思うのです。
今回の私の生徒様の場合、代講は5か月という短い期間。
しかももしかしたらもう一生、こんな機会がないかもしれません。
ご自分のフルート演奏のレベルUPに一役かってくれることを期待します。

忍耐を楽しむ

hanaWELL MUSIC ホームページはこちらです!
http://well-fulte-music.jimdo.com

私がひそかに憧れを抱いている先生がいます。
それは、私が講師で行っている音楽教室の大先輩、ピアノの先生です。
先生はピアノ講師としても演奏家としても活躍していらっしゃり、その他に着物の着付の先生もされていて、いつも姿勢はピンッと伸びていらっしゃり、その品の良さがあふれでていらっしゃいます。
見た目も憧れの理由の一つですが、先生のすごいところは、少しでも空き時間があればすぐにピアノに向かい練習しているところ。
なので稼働の曜日が被っていても、練習室に籠っていらっしゃるので、なかなかお話しできません。
先日久しぶりにお会いできたので色々お話を聞く機会に恵まれましたが、そのお話がまた私のモチベーションUPにつながったので、ここでご紹介したいと思います。

「先生は隙あらばいつも練習なさっていますよね。」

「管楽器の伴奏やら合唱の伴奏やら自分の演奏やらで、毎月何かしら新曲を譜読みしている状態。この歳になってもこうやって演奏の依頼があるということは、とても喜ばしいことよね。」
「やはり毎日なさってるんですか?」
「練習できない時もありますが、やはり弾かないと落ち着かないですね。」
「練習のモチベーションが下がることはないのですか?」
「それはもちろんあります。でも、私はそもそも練習が好きなんです。繰り返し練習することで確実に自分の身になることが分かっていますから。
人はこれを<忍耐>とか<努力>とか言いますけれど、私は「耐えなきゃ!」とか「私、努力してるわ」と思ったことがないんです。
練習していれば絶対うまくなることが分かっているので、それを楽しみにしている、という気持ちで練習しています。」

「上達の秘訣って何ですか?」
「どの楽器にも言えることだと思いますが、それは繰り返すこと。私はピアノしかやったことがないから他の楽器のことは詳しくは分からないけど、ピアノはひたすら反復。反復が物をいいます。
ピアニストは練習好きばかりで、あまりに練習しすぎて、腱鞘炎になったことのないピアニストなんているのかしら?と思うくらいです。」

先生とお話して学んだことは「忍耐を楽しんでいること」。
先生の日々行っていることは、本人はそう思っていなくても「忍耐」「努力」だと思うのですが、自分自身がそうは思っていません。
それよりも「これをやれば上達する」という未来の自分を想像して、ワクワクしながら!?練習されていることが上達と長続きの秘訣なのだな、と思いました。

モチベーション維持には目標設定

WELL MUSIC ホームページはこちら!
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こんにちは!
先日の関東地震はびっくりしましたね…。
ちょうど私と娘は2人で入浴中で、びっくりして急いで浴室から出ました。
「裸のまま生き埋めになりたくない」と、急いで服を着てTVを見たら、津波の心配がないということでホットしたわけですが、そこから娘を説得しお風呂に入れなおすのに少々手こずりました。
娘は地震を感じなかったらしく、「何だか知らないけど、ママが勝手に焦っていて、お風呂から上がった」という感覚だったようで、娘の中ではお風呂は終了していたんですよね。
終了したはずなのにまた入るのは納得いかないという顔で泣きわめいていました。
私のせいです、申し訳ない…。
さて、今日は「終わったつもりだったけど終わっていない」ということについてみなさんで考えてみようと思います。
みなさんは、何か物事を練習、挑戦しているときに、どこにゴールを置きますか?
仕事だったら一つのプロジェクトが終わった時、皿洗いだったら汚れたお皿がなくなった時、勉強だったら今日出された宿題が終わった時。
この3つはゴールの線がとても引きやすい、分かりやすい例です。
ゴールにたどり着くと、気分も爽快、ビールもおいしく感じるというものですビール
では、このブログは音楽教室関連ブログなので、音楽ネタでいきましょう。
毎日の楽器の練習、どこにゴールを引きますか?
(以下は楽器の鍛錬に終わりはないので、ゴール=目標とします。)
楽器の演奏が楽しいうちはいいんです。楽しいので練習も苦ではありません。
しかしこれが何年か続いてくると、段々と苦痛に感じる人も中には出てきます。
そんなとき、目標を見直してみるといいでしょう
まず、大きな目標を立てます。
・フルートがうまくなる
このように広い目標でももちろんOKですが、もっと具体的なほうが達成率が高くなります。
・フルートでコンクールに出て金賞をとる
・グレードを取る
次に、その大きな目標に向かってどうしていくか、小さい目標を立てていきます。
・レッスンで必ず1曲合格する
・前回レッスンで注意されたところを、次は注意されないよう練習する
もっと具体的にすると
・この曲を次のレッスンまでに30回吹く
・この曲の音楽記号や音楽用語を全部調べる
・この曲に抑揚をつける
期限がついているとより効果があるようです。
フルートの練習は目に見えて達成度がわかるものではありません。
なので自分でわからないのでモチベーションがだんだんと下がってしまいます。

しかし、師事しておられる先生や楽団の仲間たち、いわゆる第3者は、その音色で上達度が分かるものです。
先生は、「練習してないな…」「お?今週は結構吹いてきたな?」というのがわかります。分かっているけど言わないだけなんです。
私の先生は褒めない先生ですので、先生がどう感じているのか、自分は上達しているのかはっきりとはよくわかりませんが、でも練習中の「30回吹いた」「記号や用語はすべて理解している」「フレーズは完璧」ということは、自分がやったことなのでわかっています。
それで自分を励ましながら練習していくんですね。
結果的に、これは大きな目標に少しづつ近づいていくことになります。
これはフルートの練習だけでなく、試験勉強、仕事にも応用ききます。
まずは目標設定です。

ハワイ豆知識

こんにちは!
5月らしからぬ暖かさに少々バテ気味です。
体調を崩される生徒様も多い中、私も一緒に倒れそうですが、産休まで残り1か月。張り切って「来月は休みなしでレッスンします!」なんて言ってしまいましたがちょっと不安になってきました。
ここは気合で、生徒様のため、より楽しいレッスンを提供できるよう気合いで乗り切る覚悟です。
さて、先日生徒様がハワイでバカンスを楽しんで来られたということで、ちょいとばかし私もハワイの風をおすそ分けしていただきました。


1年に1度は必ず行かれるそうで、そのたびにこのクッキーをいただいています。
ハワイではメジャーなクッキーなんだそうですが、これがまたおいしいんだなあ~!
癖になる甘さで、前回頂いたときはレッスンの合間に全部一人で食べてしまったという恐るべきクッキー。
妊娠8か月で病院から体重管理の指導を受けている今、前回のように「レッスンの合間に全部食い」だけは避けねばと思い、今すぐにでも食べたい衝動を抑え、封を切らずに家まで大事に持ち帰ってまいりました。
さて、そんなハワイは年間平均気温は24度と常夏の島。今の日本とは違って気候は比較的落ち着いているようです。
こんな不安定な日本で「今日は暑い」「今日は寒い」と言っているよりは、思い切って海外に逃亡してみるのもいいでしょうね。
生徒様はご夫婦でゴルフ三昧だったようで、真っ黒に日焼けしていらっしゃり、ニコリと笑った顔からは白い歯がキラリと光っていました。
ハワイ州の人口はおよそ112万人。
そのうちアジア太平洋系が62%(日系24%、フィリピン系15%、中国系6%、朝鮮系3%など)で日本人も多いので、日本語は大体通じますから、私みたいに英語で話すことのできるのは自己紹介ぐらいでもなんとかなる所だそうです。
意外にも白人は33%で、ハワイはアメリカ州内において白人が過半数を割る唯一の州なんだそうですよ。

実は譜読みが苦手だった

こんばんは!
最近は暑くて暑くて、今年の夏は一体どうなるのでしょうか…と心配になるほどですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
さてさて、今日は前回に引き続き、最近の私のフルートに対する練習方法の考えについて書いていこうと思います。
前回は、私の今までの自主練習についてお話ししました。
「先生なんだから毎日しっかり練習やれよ」とツッコミを入れたくなるような、なんと不真面目な先生でしょう、と私自身思っています。
あ、学生の時はちゃんとやってたんですよ!一応…
実はですね、私は学生の時はずっと譜読みが不得意でした。
例えば今日のレッスンで曲が合格したとします。
すると次回から新曲のレッスンになるわけですが、この新曲を練習するとなると時間がとてつもなくかかるわけです。
曲が合格したのはうれしいけれど、今後また譜読みから苦労することを考えると、手放しでは喜べない複雑な心境になるのです。
音大生のクセにフリガナをふってしまいたい衝動に駈られるほどでした。
バレると先生に怒られるので思いとどまりましたが…。
ですから、当時の私の練習は毎日フルートに向かっている時間は長いのですが、ほとんどを譜読みの時間に割いているという悲しい時間の使い方をしていました。
譜読みが難なく出来るようになったのは、実は講師になってからなんです。(フルートの音域、3オクターブだけですが)
「先生」と呼ばれる立場になったからでしょうか、このままでは生徒に示しがつかないと心の奥底にあったやる気に火がついて、譜読みや初見の練習に本気をだしました。
譜読みや初見の練習は、普段の教本やエチュードの練習とは別にして時間をとると、かえって効率がいいもんなのだというのを学んだのがこの時ですね。
そして初見力がつくと、1曲に対する練習時間が確実に短くて済むし、読めなくてイライラすることもなくなる、という素晴らしい効果がありことも学びました。
ほんと、今まで何と無駄な時間を過ごしてきたのでしょう…。
ですから私のフルート教室では、読譜力の向上に力を入れているわけですね。
やはり譜面はスラスラ読めたほうが、フルート自体を楽しむことができるのです。
生徒様を見ていると私と同じように、譜読みで苦労して「フルートは面白くない」と思う方もいらっしゃるようです。
それはとても残念なことです。
次回へ続く…

残念…

自分に自信をつける

こんばんは!
最近は妊婦生活も慣れ、モチベーションも上がってきたのかパソコンのキーボードを叩く手も軽快です。
いままでのあのやる気のなさは何だったのだろうか…
毎日ブログを更新するという目標を立てていたあの頃の私が恋しい…
これはきっとホルモンのせい…そう、ホルモンのせいなら致し方ないよね、なんて思いつつ、久々のブログ更新にワクワクしています。
毎日更新、なんてハードルが高いことは言わず、気が向いた時のストレス発散にチョコチョコ更新するつもりで今はいます。
さて、今週は私の最近の練習に関する考え方や、今までの私の経験について書いています。
前回はお恥ずかしながら「実は私は先生のクセに譜読みが苦手だった」ということについて書きました。
今日は私が最近実践している練習方法をご紹介します。
私は飽きっぽいといわれるB型の典型でして、練習にも変化をつけないと自分から練習をしようとしないどうしようもない先生です。
つまらないと誰が見ても明らかに「イヤイヤ練習してるなあ」という音色と態度で、それでも練習してますが、練習した内に入らない集中力のなさです。
こんな性格ともう30年以上付き合っているわけですから、とにかく楽しく練習できるようにと長くて1年ごと、短くて3か月ごとに練習内容を見直している訳です。
こうでもしないとマンネリ化して堕落の一途をたどります。
なので毎日同じことをコツコツ努力している人を見ると憧れます。なぜなら私がやると1か月と持たないと思い込んでいます。
そんな飽きっぽい私が今やっている練習方法、それは、私がいま敬愛している言葉「努力と根性」から、わざと努力と根性がいる練習方法をとっています。
ちなみに前までは「短時間で効率よく」をテーマにしていました。これはこれでなかなか楽しい練習方法でした。
忙しいかた向けですね。
その方法は後日ご紹介します。
話を戻して、今私がどんな方法で練習しているかというと、ただヒタスラ曲を通すこと
1曲につき○回、とノルマを決めて、1回やるごとに「正」の時を譜面の片隅に書いていくのです。
これは私が持っている資格取得の勉強法を応用してみました。
私は最低20回通します。
20回も通すと、曲の全体が理解できますし、間違うところも決まっているのがわかります。
次に、間違う所を部分練習。
そして全体に抑揚を付け、また通しの練習です。
私は10回をノルマにしています。
ここまでやると、楽譜をみなくても口ずさめるようになっています。
結構、努力と根性がいる作業です。
この練習方法のメリットは、「そう簡単に忘れないこと。」
トータルで30回は通していますから、そりゃあ頭に残ります。
そして「これだけ練習したぞ!」と目に見えてわかること。
正の字はその何よりの証ですから、自身がつきます。
デメリットは「やたらと時間がかかること。」
時間のない方には、30回達成はそれこそ努力と根性がいります。
練習時間確保の努力もいりますね。
私は自分の精神を鍛えなおすつもりで取り組んでいます。
この方法は「短時間で効率よく」の練習方法とは相反するもので、とても効率がいいとは思えません。
しかも読譜力が備わっていないと、30回ではおそらく完成しないと思います。
人を選ぶ練習方法ですが、私は自分の「我慢する心」を鍛えるのも含めてやっています。
あと「自分に自信をつけること」
正の字を書くことが小心者の私には合っているようで、レッスン前にこの正の字を見て「これだけ練習したんだから大丈夫!」と自信を与えてくれます。
私って本当に自分に自信がないんだなあ…と悲しくなりますけどね。

私のダメなところ、暴露します。先生がこんなのでいいのだろうか…

こんばんは!いつもご無沙汰ばかりしております。
もうすぐ産休に入ることとなり、「子供が産まれたらあまり楽器の自主練習出来なくなる」という焦りから、今必死に練習溜め?!しているところです。
さて、私はたまに師匠の所へレッスンしていただきに行きますが、いつも行けるわけではありません。
本当は定期的に行くのが上達するのは分かりきったことですが、仕事や子育てがあるとなかなか難しいものがあります。
そんなときは自主練習に励むことになるわけですが、最初のうち(例えばレッスン明けなど)は良いのですが、ダンダンとモチベーションが下がっていきます。
「まだレッスン日まで時間があるから、余裕余裕!」なんて思うわけです。
そしてレッスン日が近くなってくると「焦り」が出て「ちゃんと練習しておくんだった!」と後悔しながら必死に練習し、レッスン当日の出来は良くなく合格をいただけない、ということを繰り返しているわけです。
これは昔からそうなので私の悪いクセです。
本当はコツコツと毎日練習するのが良いですよね。
野球のイチロー選手のように、「今日はやりたくないなあ…」なんて思っても「ここでやらなかったら、今までの頑張りが無駄になる」と自分を奮い立たせて練習する、この努力が上達への近道です。それをイチロー選手は身をもって証明しています。
私もそろそろ良い歳だし、しかも「先生」という立場なのだからなんとかしたいと思い立ち、2・3か月前からある目標を掲げ、練習に励んでいます。
次回へ続く…

フルートアンサンブルの楽しさ

今の日本のフルート人口は30~50万人といわれています。
どの大手音楽教室にもフルート科は必ずありますし、フルート教室も年々増えてきています。(幕張はまだまだ発展途上だと思いますが…)
総武線に乗るとフルートバックを肩から下げている方をよく見かけるようになりました。
まだまだピアノ人口にはかないませんが、フルートのその見た目と音の美しさと持ち運びの便利さから人気が集まっている様です。
フルート人口が増えていることにより、楽譜の出版や楽器アクセサリーの種類が豊富に販売されていることは、私たち講師にとっても、フルート愛好家にとっても嬉しい恩恵です。
なかでも嬉しいのはフルートのソフトケース。
見た目がかわいいもの、某有名デザイナーとコラボのものなど、多数世の中に出回っています。
今までは真っ黒しかなかったのに、これはすごい進歩です。
ありがたいことです。
さて、一人でのフルート演奏も楽しいですが、ある程度実力がついてくると「なんか物足りないわ」なんて思ったりしたことありませんか?
そんな時は周りのフルート愛好者と一緒に演奏を楽しんでみるのはいかがでしょうか。
一人で何年もやっていると、自分と比べる相手がいないのも手伝ってかだんだん飽きが来てしまいます。
わたしなんか特にそうで、性格が飽きやすいものですから、何か自分自身に刺激を与えないと頑張ることができません
そんなときにおすすめなのが発表会です。
発表会ではフルート愛好家達が自分の実力を思う存分発揮できる場です。
ここでいろいろな方々の演奏を聴くことは、自分の勉強にもなりますし練習の励みになったりします。
私の場合は心の中で勝手にライバルを作り、「負けないぞ~」なんて思って日々練習に励んだりしていました。
他にもう一つおすすめなのが「アンサンブルをやってみる」ということ。
できれば最初は大人数のほうがおすすめです。特に恥ずかしがり屋さんだと思う方は大人数がいいでしょう。
そこでは一人では体験できない空間が体験できます。
周りの愛好者達も自分と実力が同じような方が多いですから、良い刺激を受けることができますし、きっと話も弾むことでしょう。
実はアンサンブルでとても良い勉強になること、それは「音程を合わせる」というこいうこと。
個人レッスンでよくある「先生とデュエット」。
音程も合って気持ちよくなり、「先生と一緒だと上手く吹ける」と思うことはよくありますが、
じつはそれは当たり前です。
先生が合わせているからです。
先生はずっと音楽漬けの青春時代を送ってきたわけですから、音程の高い低いはお手のもの。自由自在です。
音程が悪いと無意識に自分が合わせてしまうまで鍛錬してきています。
それがアンサンブルになるとどうでしょう。先生は参加しないとなると自分たちで何とかしなくてはいけません。
これが良い勉強になるわけです。
実はこの音程の勉強、ソロでピアノと合わせるときにもすごく役に立ちます。
ピアノも1音1音、フルートに音程を合わせてはくれません。
フルートがピアノに合わせるしかないのです。
この時先生は、最初の音程を合わせるためのA(ラ)の音は関与することができても、他の音は曲が流れだすとどうすることもできません。
演奏者がなんとかするしかないのです。
そんなとき、このアンサンブルの経験が役に立ちます。
やっぱり音程の高い低いが分かると、音楽をするには強い味方です。

受験期のフルートレッスンについて

いつもご無沙汰していて大変申し訳ありません!
今日から安定期に入り、つわりもすっかりおさまって「今までの気持ち悪さはなんだったの?」と思うくらい絶好調、今までなにもする気がなかったのが嘘みたいに、やる気に満ち溢れています。
明日は今まで避けてきた家族との買い物に行く気力も出てきました。
つわりがおさまると、次に気を付けなければならないのが「体重管理」。
ご飯が美味しい上にいつもお腹が鳴っているような状況ですでにプラス2キロ。
ちなみに前回の出産時はプラス12キロでしたので、今回はもう少し少なくいきたいなあ、と思いつつ先行き不安です…
さてさて、今年は生徒さんのなかに受験を迎える方がいらっしゃいます。
フルートを始めて2年くらい経ち、しかも今飛躍時期のようで私の要求にバンバン応えてくれています。
今までコツコツやってきた基礎が今実り始めて、蕾から花へなりそうな時期でしたが、人生の分岐点、受験が控えています。
こんなときフルートに限らず音楽を続けるか続けないか、迷うところであります。
もし相手が大人の私自身でしたら「1週間の1時間(家からの往復とレッスン時間30分)のレッスンでダメだったら、それはどう転んでもダメなのだよ。」なんて言っちゃうでしょうが、相手は未成年の子供。しかも初めての本格的な受験ですから、ご両親も気が気じゃないでしょう。
今までの私の生徒さんはどうしていたかというと、高校、又は中学3年に退会し、合格したらまたレッスンを再開する方、試験日の1ヶ月前ギリギリまで続ける方、休会制度を使う方、それぞれの方に合った方法を取ってきました。
受験勉強期間のレッスン内容も、「受験勉強ストレス発散プログラム(私が独自に心のなかで命名)」を組んで、「フルートを吹きまくってスッキリ受験勉強に戻っていただく」をコンセプトに「知っている曲」譜面が読みやすい曲」「アンサンブル」を中心にしています。
消してフルートレッスンでストレスを溜めさせるようなことはしません。
私自身もレッスンに通う身ですが、やっぱりいくらレッスンとはいえフルートを吹きまくると、色々な何かがスッキリするんですよね。
練習不足で怒られるのは少しストレスを感じますが、それでもいつも「行ってよかったな」と思います。
この感じはカラオケで熱唱したあとの爽快感と似てますね。
受験期間のレッスン継続の考え方は人それぞれです。
でもこれだけは言えるのですが、人生の分岐点、大事なときです。
無事に乗り気って明るい生徒さんの笑顔を見ることができればそれでいいと先生は思います。