千葉大学『けやき倶楽部』主催のシンポジュームに自治会役員の4人と共に出席しました。2月13日(土)13:00~16:30
プログラムの概要は以下の通りでした:
(1)千葉大副学長 高垣美智子氏の主催者挨拶
(2)基調講演 首都直下地震を生き抜くために: 中林一樹 明治大学大学院 危機管理研究センター特任教授
(3)パネリストによるプレゼンテーション
☆災害時の医療と医療コーディンネート: 渡辺栄三 千葉大学救急集中治療医学準教授
☆千葉県の防災・減災対策: 浅尾一巳 千葉県危機管理部主幹
☆千葉市の食の備え: 飯田正夫 千葉市防災対策課課長
☆地域の防災対策・家庭の防災準備: 永井 明 千葉市轟町避難所運営副委員長
☆阪神淡路大震災を体験して: 渡辺雄子 けやき倶楽部会員
(4)パネル・ディスカッション 首都直下地震を生き抜くために
パネリスト:渡辺栄三、浅尾一巳、飯田正夫、永井 明、渡辺雄子
モデレーター:中林一樹
(5)シンポジュームで討議された内容の概要
☆首都圏で震度6弱の大地震が今後30年に起こる確率は70%である
☆首都圏の何処でも大災害は起こる可能性がある
☆災害から身を守る為に当てになるのは実際問題として:
自助70%;共助20%;公助10%で自分で自分を守るべきである。
しっかりした自助がなければ共助は得られないし、公助も生きてこない。
普段から隣近所の人と顔見知りになっておくこと。
☆自助の医療の問題で大切なことは:
薬手帳、余分な常用薬、避難中に体を動かすこと。
☆自助の食の問題で大切なこと:
飲料水の備蓄、生活水の備蓄、備蓄食品より常用食料の冷凍保存。
☆自助の住の問題で大切なこと:
震災死亡者の80%は発災後15分以内の死→住の防災対策は大切
1981年以前の建築の家は耐震診断を受けておくこと。
家具の倒壊防止、観音扉の留め具、ブレーカーの自動切断器
ベッドに袋に入れて用意するもの;
懐中電灯、携帯電話、スニーカー、メガネ、入歯、常用薬
以上