江戸ゴミ


これは戦争前の話。
チヨ婆ちゃんもまだ子供の頃。
幕張には、揚げ場というゴミを溜める場所が2カ所あったそうです。
一つは、当時の浜田川の河口、今の14号線沿いの交番辺り。
もう一つは、上の写真の場所、わかります?どこだか??
そう、14号線沿いのVOLVOの向かい辺り。
なんで『揚げ場』と言うのか?
それは、当時、14号線沿いのラインが丁度海岸線で、
そこまで船を使って東京から運んできた生活ゴミを陸揚げしていたから。
そのゴミは『江戸ゴミ』と言われ、地元の人がそのゴミを仕分けしていたそうです。
一部は畑の肥料に、一部は鉄くず屋に売ってリサイクルへ。
・・・エコですね〜。
子供のチヨ婆ちゃんも釘やコハゼ(足袋なんかのフックの部分)を拾い集めて、
それを両親に渡し、鉄くず屋に売ってもらったそうです。
そこで貰えた少しのお金で、『鉄砲玉』(当時、飴をそう呼んでいたそうです。)
を買ってもらうのが嬉しかったそうです。
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