幕張と飛行機


チヨ婆ぁちゃんの畑で話をしていると、ポロッと意外な話が出て来た。
『昔、この辺で飛行機が落っこちただぇ』
どこに飛行機が落ちたか聞いてみると、チヨ婆ぁちゃんは近くの畑の中に立つ塔を指差した。
近くに行って見ると飛行士殉空之地と書かれた塔が立っていました。
チヨ婆ぁちゃんによれば、昔、国道14号線の焼肉屋安楽亭とラーメン屋幸楽苑の間に飛行機工場が有ったと言う。
国道14号線近くは埋め立てられる前は海岸線に近く、
潮の引いたとき、その長く平らな砂浜を飛行機の滑走路として利用していたそうです。
慰霊塔に刻まれた文章によると、墜落した飛行機のパイロットはとても腕がよく有名な方だったそうです。
飛行機は現在の鷺沼の畑の上空で空中分解して墜落したそうです。
幕張近くで飛行機が離着陸していたなんて・・・
幕張近郊にはまだまだ私たちの知らないストーリーが眠っていそうです。

幕張の醤油

チヨ婆ぁちゃんが子供の頃、幕張には2軒の醤油屋さんがあったそうです。
2軒ともこの幕張で醤油造りをしていたそうです。
かなり昔のことなので、チヨ婆ぁちゃんも名前をはっきり覚えていないそうなんですが・・・
天長醤油 と 丸重醤油 
と言う名前だったそうです。
その2軒は、幕張一丁目のみどり学園附属保育園の近くで、
斜向いの近さでご商売をされていたそうですface08
近隣の村には醤油屋さんがなく、
花見川を少し上ったところの花島町に住む、チヨ婆ぁちゃんの親戚も、
幕張まで馬車に乗って来て、一斗缶入りの醤油を買って帰ったそうです。
いや〜幕張で醤油を造っていたなんて驚きました。

※写真はイメージです。