チヨ婆ぁちゃんが子供の頃、幕張は漁師町でした。
幕張一丁目にある金比羅さまは、漁の安全を守る神様として、
地域の人々の生活の大切な一部だったそうです。
毎月9日の日の晩には縁日が行われ、この参道に出店が並んだそうです。
チヨ婆ぁちゃんが若い頃好きだったのは、金平糖と豆の煎餅の出店!
月に一度、地域の人々はここにお参りに来るのでした。
12月31日には特別に『裸参り』が行われ、
地元の男衆はふんどし一丁で参道を駆け上がり
一年間の漁の安全に感謝したそうです。
参道の入り口にある石、
これは『力石』と呼ばれ、男衆が力比べに使ったそうです。
マクスタッフも試してみましたが、大きいのはびくともしません!
漁や畑仕事で鍛えた人達とPCの前に一日中座ってるスタッフの力の差は歴然!?
昔、境内だった場所は今はこの通り寂れてしまっています。
戦争中はここで神楽を組み地域の人々による『素人演芸』が行われ、
チヨ婆ぁちゃんもそれを楽しんだそうです。
戦争後、この境内には幕張小学校の校長先生の家族も
住んでいらっしゃったそうです。
チヨ婆ぁちゃんの若い頃のように、
金比羅さまを幕張のみんなが集まれる場所として
復活させたいものですね☆