1.引き継ぎ資料 (1~4以外は年度末監査終了後にお届けします)
1. 監査引継ぎ(この文書)
2. 会計監査の進め方
3. 監査・指摘事項(4月度~1月度)
4. 会計処理に関する改善要望
5. H26年度 普通預金通帳コピー
6. H26年度 収支月次報告書
7. H26年度 現預金内訳表
8. H26年度 事業収支報告(仮払金支出事業の一部)
9. H26年度 上期会計監査チェックリスト及び報告書
10. H26年度 上期会計監査報告(=収支決算報告書)
11. 会計帳簿 (もしあれば、3/1入手予定)
※ 前年度に実在した帳簿、今年度に新たに作成した帳簿等
12. 前年度(H25)監査からの引継資料一式
2.監査の役割
監査の役割は「不正入出金」と「不適切な会計処理」の監視です。
重要なことは、次の2点。
・月々の収支に不正が無いこと、
・月末時点の現金/預金の残高が、帳簿記載の残高と一致していること
「不正入出金」は無いはずですが 、万一、疑わしい支出を発見した場合は、
領収書や請求書等の裏付書類の提示を求め、その正当性を確認して下さ
い。
「不適切な会計処理」の監視は、気づいた点を報告するにとどめ、訂正は
会計担当に任せるのが無難です。帳簿上の些細なミスはあまり気にしない
こと。
3.監査のやり方
基本的には「会計監査の進め方」に沿って監査する。
※ 会計担当の協力如何では、文書通りにできないこともあります。
柔軟に対応してください。
※ 年度初め(4月役員会終了後)に、会計担当と打合せ、毎月の役員会で
会計担当から受け取る資料を取り決めておくと良い。
※ 上期/下期収支決算報告は、初めて見ると項目間の関係が分かりずら
く、とまどいます。前年度の決算報告で項目間の関係を予め把握して
おくと、監査がスムーズに進められます。
4.特に注意すべき点 (詳しくは「監査・指摘事項」参照)
・普通預金から手持現金への移動が適切に記帳されているか?
普通預金からの出金と、手持現金への入金が、同日、同額で記帳
されていること。
・仮払金精算が適切に記帳されているか?
仮払金の支出/精算の記帳には幾つかのパターンが見られ、
収支上、残金の二重入金になっている場合も見受けられます。
仮払金の出金、仮払金全額の仮想返金、仮払金残金の返金、
仮払適用事業の支出、仮払適用事業の収入、の組み合わせが
適切かを、自治会資産の増減に着目して判断してください。
・仮払金の使途は適切か?
行事開催費や部門活動費として支給された仮払金は、精算翌月の
収支月次報告書では、支出の総額がのみが報告され、内訳は
報告されない場合があります。精算時の支出報告書で確認してくだ
さい。
・外部への現金支出の支出先、金額は妥当か?
外部への支出は、通常は口座振込。現金支出は不自然なので
要注意。
以上
いい監査要綱ができましたね!!
ありがとうございます。
環境整備部 H