ゴミ削減(千葉市焼却ゴミ削減への寮での取り組み)

 おとーさんです。
 留学生が寮で生活をしていく上で私が一管理人としてどのように取り組むかということのひとつとして
 「将来留学生が日本に戻ってきた時、市民としてうまく日本の生活に馴染むように留学生をお客さんとしてだけ扱うのではなく日本の生活のルールについてはしっかりと教える。」
 というのがあります。従って時には厳しいようですが、ゴミの捨て方や駅での自転車の駐車の仕方、自転車の乗り方、国民健康保険への加入等の手続等々、留学生にしっかりと教えないといけません。そのことが留学生が将来日本での外国人市民になったときに役立つほか、地域のコミュニティの維持、市町村の行政コストの削減にも役立つことになります。
 従ってこのようなことをよく考えずに特定の大学(もちろんうちの大学ではありません)がいたずらに外国人留学生の受け入れ人数を増やすというのは大学の収入ばかり考える行為であり、行政コストを考えない行為といえます。
 よその大学のことはさておき、この寮では千葉市のゴミ削減の政策に従って、現在千葉市が抱えているゴミ焼却のコストを削減する取り組みに協力し、従来の取り組みに加えて雑ゴミも分別回収するようにしています。
 寮には16人の留学生がいるのですが、全員にこのルールを周知させています。(従って守れない学生には注意をすることになります。)
 

1.雑ゴミだけでなく、紙パック、ダンボールも当然ながら分別しています。

2.紙パックをハサミで開いてまとめるのも留学生自身が行います。
 留学生がどのぐらいの滞在までがお客さんでどこからが生活者として扱うかということについては意見が分かれるかもしれませんが、1ヶ月以上の在籍であれば生活者として扱うべきでしょう。1年程度の滞在の留学生を地域・社会等でどのように受け入れ、そこから一歩進んで日本人市民が受け入れやすい社会を作るということがこれから課題かと思います。
 

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