今回は学生寮の食堂の様子を紹介します。
私たち家族が管理する学生寮は各個室にキッチンはなく、食堂や共同になっています。
その理由はこの寮はもともと、ビジネスホテルだったという理由によります。
この建物が出来たのは少し失念してしまいましたが、今から20年以上前(恐らく1987年ぐらい)のことではないかと思います。当時は幕張新都心の開発の時期であり、多くの建設労働者が泊まる施設としてのビジネスホテルの需要があったようです。
しかしながら幕張新都心での建設が一段落するにつれてその役割を終えたのでしょうか?2000年に大学が寮を購入することになったときは廃屋のようなビジネスホテルでした。(それをリフォームして使っているのです。)
というような事情により、元ビジネスホテルの食堂だった部分を現在学生用のキッチンとしているため共同のキッチンとなっているということなのです。
現在入寮している学生は16名のため、少し狭いですが、学生達は協力して利用しています。さまざまな国から来る留学生がいるためキッチンの使い方もそれぞれの習慣があり、慣れない事もあると思いますが、学生にはキッチンを使ったらきれいに片付けることを伝えています。
参考までにキッチンの様子を写真で見ていただければと思います。
(1)共同のキッチンなので使い終わったら食品などは置きっぱなしにしないように伝えています。
(2)ガスコンロも使いおわったらその都度雑巾でふき取るようにしています。
(3)このガスコンロは常時15名~18名の学生が使いすでに10年以上使っているものです。ほぼ毎日こんな感じです。
(4)水周りです。常にきれいに使うことを心がけています。
この学生寮についてはルールが厳しいということを聞いたことがある人もいるかもしれませんが、教育的な要素を寮生活に取り込みたいと考えています。批判はある程度承知の上です。
これからの日本社会が多文化共生社会となっていく中で留学を終えた後、再度日本にビジネスなどで来る場合、日本社会に適応可能な定着型の外国人になってほしいと考えています。(もちろん2週間や1ヶ月程度の滞在であれば日本の生活を楽しんでもらうので充分です)
今日の一言
『キッチンがきれいなお宅は間違いない!』(By清水もこみち)。。。うそだけど
様々な文化を持った人たちが一緒に暮らすのは
大変な事も多いかと思いますが、
とても楽しそうです!