幕張の食事(c. 1930)


今回は75年前の幕張の食事について教えてもらいました・・・。
『昔はあんもネェだよ!』
(訳:昔は何もなかったのよ)
チヨ婆ちゃん、まずは一言。
ハルエ婆ちゃんがある一日のメニュー(実は、ほぼ毎日一緒だったそうです)を教えてくれました。
朝食:
麦飯(丸麦7割、白米3割)、サツマイモのみそ汁、こうこ(漬け物)
※麦飯の中の丸麦は白米と混ぜる前に煮るそうです、その際に出る煮汁はなんと赤ちゃんのミルク代わりだったそうです!
昼食(畑仕事の合間に畑で食べたそうです):
もろこしもち
『もろこしもち』とはもろこしと米をついてつくった団子のようなものだそうです。
チヨ婆ちゃんいわく
『ウメッけど!』
・・・とっても美味しかったそうです。
もろこしはとても背の高い植物で、幕張では『スイカ泥棒よけフェンス』として、スイカ畑を囲む様に植えていたそうです。
また、スイカ泥棒を撃退する手段としてもう一つ『バンヤ』と呼ばれる見張り小屋(実は誰も中で見張っていなかったそうです!!!)まで建てていたそうです。
夕食:
麦飯(丸麦7割、白米3割)、サツマイモのみそ汁、こうこ(漬け物)、幕張で獲れた魚
とてもシンプルだけど体に良さそうですね。
今度マクスタ事務局では、チヨ婆ちゃん&ハルエ婆ちゃんの指導のもと幻の『もろこしもち』を再現してみる予定です!
もちろん、このブログでその模様を一部始終お知らせ致します。
乞うご期待!!!