「悪人」観てきました。
灯台。
悪人は誰だ。
深津絵里の首を締めて、けじめをつけようとしたけど、
それは彼女を救うためのものであって、
2人を大切に思う人たちに対してのけじめではない。
自分の弱さに勝てない妻夫木くんは悪人。
「本気で誰かに出会いたかった…。ダサいよね。」
ダサくはないと思うけど、
「失いたくない。」という2人の純愛は、あまりに無責任。
そんな深津絵里に最優秀悪人賞。
悲しみで我を忘れ、悪人が連鎖する中で、
他人を思いやる大切さを自分自身に言い聞かせた柄本さんは善人。
そうやってずっと、人のこと、笑って生きていけばよか
岡田将生くん、小悪人。
友達にも嘘をつき、寂しさを紛らわすために出会い系で男と寝る。
浦島ひかり、かわいいから…善人。
「ばあさんが悪いわけじゃなか、しっかりせんといかんよ」
バスの運ちゃんnice!! あなたは善人。
内田裕也と結婚した樹木希林。善人。
ロケンロー!
「大切な人がいる」というのがこの映画の善、
「大切に思ってくれる人がいる」ことに気づかないのがこの映画の悪。
幕張映画クラブ
今回の映画の友
塚夫木聡(悪人)
深津のり(悪人)
桑島ひかり(わたし)
TSUKAちゃん、上の画像、携帯の待受けにしていいよ~。
ごめん(笑)
映画見終わったあと、
TSUKAちゃんは決まり文句「いろいろあんのよー。」
NORIちゃんは号泣。
わたしはNORIちゃんが泣いてるの見てゲラゲラ笑う、最低な悪人。
映画の内容をパロッたもので、
このブログに登場する塚夫木聡は、
蹴ったり、車から突き落としたりはしません。
深津のりは、酔ったらドアにしがみつくかもしれない(笑)
幕張映画クラブ
第1回 「イングロリアス・バスターズ」with Tsukaちゃん&Noriちゃん
第2回 「パラノーマル・アクティビティ」with いわし〜
第3回 「シャーロック・ホームズ」with Tsukaちゃん&Noriちゃん
第4回 「第9地区」with アニキ
第5回 「ソラニン」with Tsukaちゃん&Noriちゃん
第6回 「インセプション」with いわし〜
第7回 「BECK」with Noriちゃん
第8回 「悪人」with Tsukaちゃん&Noriちゃん
うーん
終わる前に観に行かないと…
悪人
公式サイト。吉田修一原作、李相日監督、妻夫木聡、深津絵里、岡田将生、満島ひかり、柄本明、樹木希林、余貴美子、宮崎美子、塩見三省。 光代役の深津絵里が自転車に乗っていると、どうしても「博士の愛した数式」で自転車でせっせと博士宅に通う「無学で一人ぼっち」な家政…
悪人
善くもあり悪くもある。それが人間。
悪人
試写会で見てきました。
原作は吉田修一の同名小説。
監督は李相日。
出会ってしまった孤独な男と女。
その二人を、妻夫木聡と深津絵里が演じます。
福岡・佐賀・長崎 が舞台。
保険外交員、佳乃(満島ひかり)が何者かに
命を奪われる事件が発生。
まず最初に大学生増尾(岡田将生)に、
嫌疑が掛かるが、
捜査が進んで行くにつれ、
清水祐一(妻夫木聡)という土木作業員が
容疑者として浮かび上がってくる。
妻夫木聡、深津絵里、柄本明、樹木希林等、
配役はぴったり。
妻夫木に祐一の役が、
合うかと思いましたが
映画で見ると金髪のきれいな顔がうまくはまり、
これが別の俳優の顔だったりしたら
また違った映画になってしまいそうな気がしました。
祐一はあるサイトのメールを通じ、
出会った光代(深津絵里)と逃避行に出る。
母親に置き去りにされた祐一を、
母親代わりになって、
彼を育てた祖母、房枝に樹木希林。
保険外交員、佳乃の父親、佳男に柄本明。
房枝と佳男、この二人の家族を思う心の深さに
涙が出ました。
樹木希林、柄本明、
二人ともこの映画の中での
存在感は大きいです。
でもなぜか祐一(妻夫木聡)と、
光代(深津絵里)に関しては、
涙はなかっです。
最近、原作本を読んだばかりなので、
表情一つにしても、
何を考えているのか、
人物の心の動きが分かりやすかったです。
ラストの灯台でのシーン。
祐一が母にお金をせびるのにも
母親の心の負担を軽くするためなど、
祐一なりの心優しい理由があるのに、
それらがこの映画を見ただけでは、
表現されていなかったように思います。
祐一の心の深さを描くには、
少し物足りなくに感じました。
原作を時間の制限のある映画にまとめるのは
仕方ないのでしょうね。
(五島市福江島の大瀬崎灯台)
悪人というタイトルが、
祐一のことを示すのならば、
悪人というより、
悪人のふりをするといった感じです。
映画ではラストの解釈が見ている人に
委ねられた感じを受けました。
房枝(樹木希林)と佳男(柄本明)には、
明るい兆しが感じられほっとしました。
本の感想は→こちらです。
(9月11日公開)
『悪人』
まるで夜明けの来ない夜を過ごしているような、一生どこにも行けないような閉塞感。監督の演出で映画はこうも変わるのかと思い知らされる秀作でした。
恐らく第34回モントリオール国際映画祭で深津絵里さんが主演女優賞を受賞したのも、彼女の演技力以上に、この映画に漂う….
「悪人」 (2010 東宝)
監督:李相日 原作:吉田修一 脚本:吉田修一、李相日 音楽:久石譲 出演:妻夫木
『悪人』
—-このタイトルって、
あまりにも直接すぎニャい?
予告観ても、だれが悪人かすぐ分かっちゃうし…。
「いやあ、そこが原作のうまいところなんだろうね。
観ていて、途中、主人公がいい人か…
『悪人』(2010)/日本
監督・脚本:李相日原作・脚本:吉田修一音楽:久石譲出演:妻夫木聡、深津絵里、岡田将生、満島ひかり、樹木希林、柄本明公式サイトはこちら。<Story>長崎在住の清水祐一(…
悪人
2010年のモントリオール世界映画祭で、深津絵里が最優秀女優賞を授賞した作品。監督は、『フラガール』の李相日。また、美術監督を種田陽平、音楽は久石譲と錚々たるメンバーがスタッフに名を連ねています。
実は正直、見る行く予定は予定は無い作品でした。です…
真実が潜む場所。『悪人』
モントリオール世界映画祭で最優秀女優賞を受賞した作品。九州で起きた殺人事件の被害者と加害者を取り巻く人たちの物語です。
悪人
なぜ、殺したのか。
なぜ、愛したのか。
ひとつの殺人事件。引き裂かれた家族。誰が本当の“悪人”なのか?
製作年度 2010年
映倫 PG12
原作 吉田修一
脚本 吉田修一/李相…
『悪人』
□作品オフィシャルサイト 「悪人」□監督 李 相日□脚本 李 相日、吉田修一□原作 吉田修一□キャスト 妻夫木 聡、深津絵里、樹木希林、柄本 明、岡田将生、宮崎美子■鑑賞日 9月12日(日)■劇場 チネチッタ■cyazの満足度 ★★★(5★満点、☆は0.5)<感想> 映画が終わってから、しばらく何も言葉にできなかった・・・。 それは、感動とかではなく、なんかむなしい喪失感が全身を覆ったからだ。
誰が「悪人」って、こんな映画(原作)を作った者が一番の悪人では・・・。 つまり『告白』あたりと比べると、何とも上っ面を舐めただけの作品に、妙な冠と過大評価がくっついてる感じ・・・。 深っちゃんには申し訳ないが、モントリオールで主演女優賞もらっても、この演技では日本人は騙されないなぁ・・・。 監督は感動をくれた『フラガール』の李 相日ですよね・・・。 脚本は原作者・吉田修一自身が参加して、監督との共同脚本ですよねぇ・・・。
原作は読んでいない。 しかし直近に読み終えたかみさん曰く、「人物像があまりにも薄っぺら」だと。 隣りで熱中していたかみさんを見ていたので、おそらくその意見は間違っていないと思う。 未読で、この映画が最初だとしても、犯人やその家族、或いはこの事件に関わる人々の 深層心理は描けていないような気がする。 妻夫木 聡は確かに今までの自らのカラーを消し去って、この清水祐一役に挑んでいることはよくわかったが、 無機質なのか、主人公の性格なのか、その真意が読めなくて入り込めない。 (もちろん、そういう人物像を描いているのだとしたら、それが正解なのかもしれないが。) 光代を演じる深っちゃんにしても、確かに初めて自らの殻を破る“キッカケ”となった恋愛だとはいえ、 その逃避行とその行き着く先がこんな風では何をやいわんやだ。 本質的な部分は置いておくとして、映画として話すことがあるとしたら、 主役の二人よりも脇を支える二人の役者にその凄さを見た気がする。 一人は犯人の祖母・房江役の樹木希林。 母親代わりに彼を育て、爺さんも彼でなければ言うことを聞かない。 それは当人たちからすれば、彼が殺人なんて犯すわけがないと思うところ。 自らも健康品商法に引っ掛かり、また犯人の祖母だと言うだけでマスコミから追っかけ
『悪人』・・・真の悪人は誰なのか
原作は未読ながら、ボリュームある小説を一本の映画にするための省略や圧縮の苦労(工夫)が随所に感じられた。登場人物一人一人の描写、さらにはそれぞれの係わり合いの描写がより掘り下げて描かれていればもっとインパクトある作品になったのではないだろうか。またこの手の作品に欠かせないハードさも少々ヌルめな気がする。それなりの見応えがあっただけにこのあたりが残念に思えた。
悪人 やっぱ役者ってすごいわ〜!
【=41 -12-】 モントリオール世界映画祭で深津絵里が最優秀女優賞を受賞したり、初日舞台あいさつで妻夫木くんが感極まって号泣しちゃったり、と話題は満載。予告編の流し方も良かったからか、前評判はさておき、自分も是非観たいなと思っていた。…
悪人
2010/09/11公開(09/02試写) 日本 PG12 140分監督:李相日出演:妻夫木聡、深津絵里、岡田将生、満島ひかり、宮崎美子、樹木希林、柄本明なぜ、殺したのか。なぜ、愛したのか。ひとつの殺人事件。引き裂かれた家族。誰が本当の“悪人”なのか?若い女性保険外交員…
原作も読んだがィィ映画。
酒で酔っても僕ィィ人。
悪人
さて、深津さんが賞をもらったことで注目された作品です。私自身みてみたいな~と思っていたんですがやっとみることが出来ました。監督はフラガールの李相日さんですね。あらすじ若…
青島さん
わたしが20代前半(20年前)のときに、
ビルの大きな看板に深津絵里が出てて、
見上げながら、かわいいなと思った覚えがあります。
その当時から活躍はしていましたが、
とくに興味がある女優さんではなかったんです。
きれいだなと思ってもそれ以上関心がない人っていたりしますよね。
ただ今回の「悪人」。
きれいでした。眉毛キリリです。
まじまじ見ると、この人ってそばかす顔なんですね。それがまたよかった。
すっぴんってことはないんでしょうけど、
素に近い深津絵里の美しさにわたしがうっとりしてしまいました。
青島さんに怒られそうだけど、
ベッドシーンで、深津さんの房が、ちらちらっと見え隠れするんです。
だけど先っちょが見えない。
くぅ~、
非常に、
ストレスが溜まります。
いちいちそんなこと報告するな?
映画の良い悪いがそれで左右するくらい大事なんです(笑)
あと妻夫木くんのダメな若いあんちゃん役もよかった。
目が死んでるんです。それでいいんです。いまどきいまどき。
口元がなぜかだらしなく見えるのも、
演技?なのかはわからないけど、
一緒に見に行ったnoriちゃんも、口元が気になったと言ってました。
出会い~系で深津絵里みたいな人と会えるとは思わないけど、
普通に出会えたりするものなんですかね。
マクスタも出会い~系っちゃ、出会い~系か(笑)
yukioさん
佳乃が殺されて、安置室で父親がシートをめくったときの、
傷ついた佳乃の遺体を見て、軽い性的興奮を覚えてしまった。
おれ、人間失格?
違う違う違う違う。
傷ついた遺体の演技をしている、
浦島ひかりがよかったって言ってるんだからね。
でもyukioくんそういうの好きでしょ?ひひひひ。
yukioくん、なんか外科っぽいもん(笑)
最近会わないからって言いたい放題?
ごめんごめん^^
余貴美子が演じた役がいいねえ。
あの母ちゃんが、あれが一番の悪の根源でしょ。
妻夫木くんがお金をせびる理由って、映画では説明がなかったよね?
あの理由に、妻夫木くんの人間性が見えたように思ったんだけどね。
余さんは、おくりびとでも似たような境遇の演技してたよね。
過去に傷がある、そういう女が持つ色気を、うまく演じる女優さん。
日活ロマンポルーノに出てきそうな感じがいいんだよね~。
昔さ、「映画の友」って雑誌あったの覚えてる?
日活ロマンポルーノだけを取り上げた雑誌。
おれ毎月欠かさず買ってた。
おれが初めて行った成人映画はさ…
悪人とは関係ないからこの話はまたどこかで(笑)
そうそう、
このあいだ、Mr.Shojiと会ったよ。魚や一丁の前で。
あいかわらず自分ことだけしゃべって、ダーツバーに向かっていった。
いわし~が傍からそれを見てたんだけど、
あいつは変な奴でしょ?と、一瞬で見極めた(笑)
でもそれって、いわし~がすごいんじゃなくて、
Mr.Shojiがやっぱり悪人なんだろうねえ^^
『悪人』’10・日
あらすじ若い女性保険外交員の殺人事件。ある金持ちの大学生に疑いがかけられるが捜査を進めるうちに土木作業員、清水祐一が真犯人として浮上してくるが・・・。感想芥川賞作家の吉…
映画「悪人」誰かと出合いたかった、それだけなのに
「悪人」★★★★☆オススメ
妻夫木聡、深津絵里、岡田将生、満島ひかり、柄本明、樹木希林出演
李相日監督、139分 、2010年9月11日公開、2010,日本,東宝
(原題:悪人」)
→ ★映画のブログ★
どんなブログが人気なのか知りたい←
モントリオール世界映画祭で、深津絵里が最優秀女優賞を受賞した。
「原作はここ数年読んだ本の中で
最も好きな作品だったので、
映画を見るのが怖いような気がしていた、
先日の「告白」は原作とは別の映画として
とても素晴らしかったので
そんなふうならいいなと思いつつ
期待して劇場へ」
予想を超えて良い出来の映画、
エンタメとしては多くの観客が押し寄せるような
映画じゃないけど、
ここには確かに映画があった、
暗闇で大きなスクリーンに向き合う喜びを
感じさせてくれた。
「あの人は悪人やったんですよね」
光代(深津絵里)が自分に言い聞かせるように
つぶやく言葉、
その言葉の意味することが
画面からまっすぐ心を射る、
主人公の祐一(妻夫木聡)の殺人という行いは
「悪」そのものだけど、
じゃあ彼の全人格を「悪人」と括るのは
正しく言い当てていると言えるのか。
自分がしたいことをやるだけでも
誰かに影響を与えていることがある、
穏やかな池に小さな石を放り込んで
僅かな波紋がどんどん大きくなっていく、
そんなふうにただ自分だけの存在で
いることは難しいのだ、
けれどその波紋もいつか
池の全体に静かに消えていく、
誰かの記憶に残ることもしないで。
誰かと出合いたかった
それだけなのに
心の内を少し見せた時、
何かが狂ってしまった。
怖いなと思いつつも
画面のこちら側で見ている安心を感じつつ、
偶然だとか運命なんて言葉についても
ぼんやりと考える、
映画自体は終わったけれど
その余韻はまだ終わらない、
毎日の日々が同じ様に続いていることを
感謝すべきなのかもしれないね。
★100点満点で90点★
映画の出来は良かったけれど
やはり原作の文学的到達点には
映画としてはまだなのか。
でもそれは望みすぎかな。
soramove
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原作の「悪人」…
映画「悪人」
映画「悪人」(映画.com)
「悪人」オフィシャルサイト
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