回復のために② 欲求に気づく

ACが抑え込んできたのは 感情とともに欲求でした
というより 幼児期に満たされないままの欲求が終わらなかったのです
満たされない愛情欲求 
愛されている 歓迎されているという実感が持てないまま 大人になりました
愛されたという満足があれば 自分を受け入れ(自己受容)自分を愛し(自己愛)自分を肯定(自己肯定)できたのです
それができないまま大人になりました
原初的な欲求が子どもの頃で止まっているので
その分 構って欲しい 分かって欲しいという欲求はとても大きいのです
でもそれを言葉にすることができません 黙って 非言語で訴えるのです
もちろん回りにはそれが理解できるはずもなく 長い間 見捨てられた感覚がありました
ACからの回復のために まずこの欲求に気づき それを言葉にすることです
「〜したい」「〜が欲しい」と言葉にするのです
言葉にするのと しないのとでは その差は歴然です
自分の内側に閉じ込めていたものを言葉にして 自分の外に出す
それを自分の耳で聴くのです
ここで初めて自分の欲求を客観的に知ることができます
この作業はとても重要です
欲求を言葉にすることができるようになると 感情もより言葉にできます
自分の中に立ち現れる欲求のその根本に 感情があるのです
「〜したい」「〜が欲しい」のはなぜ?と自分に問いかけると
「〜だから」という理由が見えてきます これが感情
いろいろな欲求は 辿っていくとどんな感情から生まれるのか が分かります

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