プライド らしきもの

ACのプライドの高さ かなりのものだと思います
おバカではないので むしろ頭が良く成績優秀で
そのことで他者を見下すようなところがあります
そして頑固 他人の意見を聞かない 人の言うことを聞かない
自分の思い込みで物事を判断し行動しようとする
人と比べて 人より優れていることが そんなに重要なのでしょうか
人から学ぶ 人を真似る ができないのはどうしてでしょうか
確かにACはプライドが高く それが傷つくことを極端に怖れているようです
では プライドとはどういうものなのでしょうか
誇り 自尊心 と言い換えればいいのでしょうか
だとしたらそれは元々他者と比べたりするものではなく
自分の中にしっかりと存在して 自分を支えるだけの役割
他者に傷つけられ 凹んでいるようなものは プライドとは言わず
見栄や虚栄心と言われるものではないかと思うのです
そしてどうやらACのプライドらしきものとは コンプレックスの裏返しのようなのです
コンプレックス・劣等感が過剰に強いために その分をプライドで埋めている
本来ならこんなプライドもコンプレックスも 両方とも捨ててしまえばいいのですが
これも原家族から学んだことで 簡単には捨てられません
ACは小さい頃から 他者との中で生きるのに
ある種の優越感がないと不安や恐怖が強かったのではないかと思います
人より上にいる 人より優れていることが必要で
対等な立場 同じレベルでは満足できない それほど劣等感が強かった と
対人関係を「相手より上か下か」「相手に勝ったか負けたか」という基準で見ている
そんな認知の歪みがあるように見えます
これがACの生き辛さ
こんなプライドなら 捨ててしまう方が楽ですね
自分を弱い人間だと認め 受け入れることが 
あなたを強くする一番の方法なのです

もっと笑おう

すべての感情を抑え込んできたAC
感じること=罪悪 とでもいうように
親の支配のままに コントロールのままに生きてきました
感情を言葉にできない 言葉にしないことで 他者とのコミュニケーションは滞り
不全感は一層募りました
ACは笑うことも下手です
生きている上で 基本的な幸せ感がほとんどないので 笑えないのです
自分はこの世に生まれて こうして生きて 幸せだ と感じることがありません
では何が不満?と問われても 自分の内側を言葉にできないので それは漠然としています
他愛ない話にも共感も同調もできず 周りからはちょっと変わった人 に映ります
嬉しい 楽しい 面白い 幸せ という感覚が持てないのです
不幸の感覚はたくさん持っています
幸せ感を得るためには ではどうしたらいいのでしょうか
度々登場するインナーチャイルドを癒す必要があります
インナーチャイルド=内なる子ども
自分の中にいる小さい頃の自分 とでも言えばいいでしょうか
幼児期のトラウマで 笑顔はありません 悲しみと恐怖に怯えています
そんな子どものあなたを あなた自身が癒すのです
子どものままでいたい 〜インナーチャイルドの癒し〜
http://accodependcy.makusta.jp/e232835.html

心の底から 何の屈託もなく笑えるには 時間がかかるでしょう
でも諦めないで続けることです

もっと泣こう

ACの得意技は我慢
怒りの感情同様 泣くことさえ我慢してきました
泣いてはいけない 禁止令
これも親の姿を見て 自分がしっかりしなきゃと健気に振る舞ってきたからでしょう
泣かない子=いい子 という親からもらった価値観を 忠実に守ってきたのです
親からは欲しい愛がもらえないために 自分が親の言うことを聞くことで見返りを得たかったのです
ACが親からもらう非言語のメッセージは こんなにも強力に 子の人生を支配・コントロールするのです
泣く という行為は 我慢の解放です ストレスの発散です 悲しいから泣く というだけではありません
心の中に溜まっていたモノが涙になって自分の外に流れ出るのです
泣くことで心が軽くなります 心が楽になります もっと勧められてもいいことです
これを我慢するのですから ACのストレスは相当なものです
我慢するから爆発するのです 爆発するとその後の言動は自己制御できるとはいえません 思考停止してしまいます
本来は我慢など不要のものです
我慢ではなく上手く言葉にして 上手く発散させる 解放させる方法さえ身につければいいのです
その基本は言語化です すべてを言葉にする
何がどう悲しいのか すべてを言語化できたら
どうしたいのか 本当の欲求に気づくことができます
悲しみの感情を言語化できるまでは とりあえず我慢しないで泣く
泣いて心を軽くする けっして内側に溜め込まないことが大切です

もっと怒ろう

怒りの感情
ACはずっと長い間 この怒りの感情を抑えて生きてきました
家族のメンバー 親の怒りに慄(おのの)き 自分自身の怒りを抑えたのです
もっと悪いことに 親の怒りの表現を見て育ったのです
親の怒りの表現は 何の前触れもなく突然の暴力です 周りのものを破壊し
あるいは周りの近しい人に暴力を振るいます
その間は思考停止 頭の中は真っ白です
やってしまった後に ことの重大さに気づきますが 後の祭りです
怒り=キレる と思い違いをしています
子は親を真似て育ちます
怒りの感情を言葉にする これが大切です 他の方法ではいけません
感情的になってもいけません 普通のテンションで言葉にします
怒りの感情を言葉にする 怒りだけでなく全ての感情を 喜び 悲しみ 同じで方法です
過剰になっても過小でもいけません 感じた大きさをそのままの言葉にします
喜怒哀楽の感情のうち この怒りの感情がきちんと表現できないと 他の感情表現も上手くいきません
怒りの感情はとても厄介です
特にACは いつも何かに対して怒っています 怒りの感情が自分の側に向かずに 自分の外に向かうのです
何かあるととても攻撃的になります そしてその相手との関係を遮断しようとします
これがACのコミュニケーション不全の根っこです
そしてその根っこの原因は 親 なのです
親への怒りを終わらせる必要があります
親への怒りを手放す 親への愛を諦めるのです
親を赦(ゆる)すのです とても難しいことですが
ですから 怒りの感情は抑え込まず 普通のテンションで
そのままの大きさで表現しましょう
きちんと言葉にすることを 最優先にします
言い換えたり 例えたり 自分の怒りの感情が 相手に伝わるように
相手に伝われば 何らかの反応があります 謝罪であったり言い訳だったっり
それで初めてあなたの怒りの感情が収まります 相手を赦し 受け入れることができるでしょう
罪を憎んで人を憎まず が 少しずつできるようになります