ACの生育環境は 親からの過保護と過干渉でした
子は自立と自律を奪われ 支配とコントロールで育ちました
愛された実感も安心感もないまま
親の下で 自分の人生を奪われながら生きてきました
親は決して「愛してるよ」「あなたが大好きよ」の言葉を言いません
「あなたのことは一生懸命育てた」「あなたを育てるのは大変だった」「お金がかかってる」「育ててもらってありがたく思え」などがその代わりです
子どもが心を閉ざして 感情に蓋をして 距離を置いてしまうのは当然のことでしょう
自分はここに生まれて来て 歓迎されていない と受け止めるのは当然でしょう
愛してもらっていない と感じるのは仕方のないことでしょう
それでいて必要以上の 先回りの世話焼き 無言のメッセージ 過保護と過干渉
親が「愛」だと思い込んで 子どもに注いでいたものは 支配とコントロール
もちろん子もそれを愛情だと受け入れるのですが
子は成長する過程で こんな自分の生育歴に不全感を持つようになります
他の子とは違うからです コミュニケーションが上手く取れないのです
たっぷり「愛してるよ」「大好きよ」の言葉をもらって
歓迎と安心の中で育った子とは かなり違います