母親をどう手放すか

母親への愛着を手放す
ACにとって最大の難関です
ずっと長い間 母親の愛が欲しくて でも愛が貰えなくて
母親に「愛してるよ」と言って欲しくて
でも言って貰えないままだったのです
自分も母親に言いたいことがたくさんありました
それも我慢して抑え込んで生きて来たのです
それが満たされないまま 終わらないまま このまま手放す訳にはいかないのです
ではどうするか
何とかして自分の言葉で 今までの思いを母親に伝えなくては
本当の自分の気持ちを 抑え込んでしまっていた終わらない愛着を 言葉にするのです
ああしろこうしろという支配とコントロールではなく
「大好きだよ」「愛してるよ」と言いたいし 同じ言葉を母親の口から聞きたいのだ と
あれこれ先回りのお節介や介入ではなく 暖かく見守って欲しかった
ただ 悲しいことに 母親自身が 暖かい言葉を受けて育った体験がないので 要求すること自体が無理なのです
でも これを言わないと 子どもは自分の内側での決着が着かないのです
インナーチャイルドを癒すことができないのです 幸せ感を持つことができないのです
愛を求めても 与えてはくれない母親
言葉にして伝えるのです 理解してはもらえないでしょうけど
そして 自分の中の子どもに語りかけるのです
もう心配しなくていい と もう寂しくないよ と
今までその袖に 気づかないうちにしがみついていたその手を そっと離すのです
手放す とはそういうこと
見放すことでも見捨てることでもありません 自分の手を離すのです
手放すことで ようやく自分の足で立つことができます
やっと自分の人生を 自分で生きることができます

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