親の支配とコントロールの下で育ったAC
自分の頭で最後まで理詰めで考えることが苦手です
自分のことなのに 何処か他人事のようなのです
自分自身のことなのに リアリティを持って自分の中に受け止められないのです
自分の人生は自分だけのもの 自分で決めて自分で生きるもの という感覚が持てないのです
自分の頭で考えようとしても 親が介入して その思考も感情も意思も 奪い取ってしまっていたのです
それが何度も続き やがて親の言うままになってしまったのです
ま いいかぁ と いつの間にか諦めてしまうのです
前回お話した思考停止に陥ってしまうのですが
それはそれで楽なことです 親が決めてくれて 自分はそのレールの上を走ればいいだけですから
何かあれば その責任は親が取ってくれます 自分は親に文句を言えばいいのです
この癖がついているので 人生において何事も途中で諦めてしまいます
ACはアイデアも発想も悪くはないので 時としてとてもユニークなものを出して来ます
ただ それを持続してやっていく 誤ったら修正する 周りの他者の意見やアドバイスを受け入れて変えていく
最後まで突き詰める これが足りないために失敗するのです
他者と関わるコミュニケーション能力とは別の 自分の内側の課題でしょう
ここでいう突き詰める とは 自分を追い詰めることでも 問い詰めることでもありません
自分と敵対してはいけません 自分の味方はいつでも自分です
もう一人の自分としっかり対話して 段階を踏んでいくのです
二度とない自分の人生です
諦めてしまうにはもったいないと思います
この嗜癖を捨てましょう
もう一度 自分の頭で 感じる 考える 決める をやり直しましょう
人生は自分の生きたいように生きられるのです