一年の終わりに 生きていくこと 暮らしていくこと 稼ぐこと

今年も残り僅か

皆さんはどんな一年だったでしょうか

久しぶりに信田さよ子さんの本を読んでいます

「家族のゆくえは金しだい」

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いつものように物語はドラマを観ているように進みます

お金で子を支配する親 親の財布を当てにする子

機能不全家族にはお馴染みの風景です

自分自身の過去を振り返っても「あるある」がいくつもあります

子が親元を離れ 精神的にも経済的にも自立・自律するのはなかなか大変です

働くこと一つを取っても他者とのコミュニケーションが苦手 環境に馴染めない 長続きしないなど 今までの失敗の記憶が残っていて また同じ失敗をするのではないかと 次に踏み切れません 引きこもりがちになります これは私にも記憶があること

それでも何とかなると思っています 根拠のない自信

無意識に親を頼っているからでしょうか 依存の片鱗が見え隠れします いざとなれば親の財布をあてにすればいい 親もそれを分かっていています 自分の老後が子にかかっているのですから 嫌とは言いません それと分かるように恩着せがましくお金を渡します

親も子も お互いの自立・自律を拒むかのように寄りかかります

当事者どうしの場合はこの関係は何の問題もないのですが

この本では 親子の関係ですら行き着くのは経済的な問題 と言っているようです

今までに言われてきた愛とか絆とか 精神的なものを拠り所にしても解決はしない と

確かに

私はどうもACの問題については「親への愛情欲求の不全」が強い それが解決されないままではACは終わらないと執着しているので 納得できない部分もあるのですが

確かにお金のことについては認めます

親の支配 コントロールが目に見える形で現れるのがお金 逆もまた然り 子も親を支配 コントロールするのにお金をチラつかせますから

ここから逃れるためには お互いが自分のお金を持つこと 財布を別にすること それぞれが収入を得る方法を持つこと でしょう

ただ 子には仕事を得る自信がないので つい親に依存してしまう 堂々巡り

さあ 来年はどうしましょうか?どう生きていきましょうか?

親との距離 どれくらいまで離れることができるでしょうか?

なりたい自分をイメージして これからの毎日を過ごしていけるでしょうか?

嫌な記憶を片付けて 手放して 少しだけ笑顔になれるでしょうか?

感情を普通のテンションで言葉にできるようになれるでしょうか?

感情的にならずに他者とコミュニケーションできるでしょうか?

この世にたった一人の 他の誰でもない かけがえのない自分を 愛していけるでしょうか?

幸せになりましょうね

今年一年 たくさんの方にご訪問いただき ありがとうございます

 

投稿者:

Pure

機能不全家族に生まれ育ったAC・アダルトチルドレンをピアカウンセリングします。コミュニケーションの不全やパーソナリティの不全にも向き合います。

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