僕には頑張るエンジンが載ってない

この言葉 児童養護施設出身の学生が言った言葉だと
ラジオにも出演している社会活動家・法政大学教授湯浅 誠さん(反貧困ネットワーク、年越し派遣村 村長など)が紹介していました

それを聞いて 私にも思い当たる節があったのです
頑張る 自分の人生を自分の力で生きていくエンジン
周りにはバリバリ頑張れる人がいるのです
笑顔でテキパキ 愚痴も言わず ストレスを実に上手く解消しながら 巧く周りと関わりながら
何が違うんだろう

ACは自分に集中して そのものができなかったのではないか
家族のメンバーの不安定な関係 恐怖 自分に向けられるコントロール 支配
親の機嫌を取ったり 避難したり あるいは依存し 依存され 振り回されて来たのですから
自分の人生を考え なりたい自分に向かって力を集中させることができなかった

頑張るエンジン といっても 誰にもどうしても必要な装備ではないとは思いますが
ここぞというときの踏ん張り パワーの集中ができればいいのです

普段は通常走行できるぐらいの 軽自動車程度でもいいから あればいいと思います

前回もクルマのパーツに例えましたが
自分の身体や心をクルマの運転に例えると分かりやすいようです

車体は自分の身体 ドライバーはあなたの自我 ハンドルやアクセル ブレーキを操作する手足があなたの意志 感情 欲求 などと例えればイメージしやすいかもしれません

目的地を探し ナビでルート検索をして どこに向かいましょうか
漠然とではなく具体的に どのルートを通るか 渋滞や事故に巻き込まれたらどうするか
迂回路はあるのか どのくらいの時間がかかるのか

人生のドライブを楽しみましょう

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愛を乞うひと

原作も映画も観ていないのです

著者が下田治美さんと知って名前だけは聞き覚えがありました

機能不全家族に潜む危うさと狂気

物語やシチュエーションには 人それぞれ違いがあります

でもそれに巻き込まれる子の感情には大いに共感でき

いいえ共感どころか当時の苦い思い出が蘇っていました

子は何も悪くない ただただ親のスイッチが入っただけで 理不尽な目に合うのです

それに耐えなければ 自分の命に関わるのです

耐えたとしてもそこには暴力が待っているのですが

恐らくこんな辛い思いをして それでもなお健気にサバイバルをしている子はたくさんいるはず まさにサバイバーです 命をかけて生き延びているのです

「愛すればいいって どうやって愛すればいいのか分からない」

この台詞に象徴される親の苦悩ですが

それは彼女の親から受け継いだもの そして次の世代へ

家族内連鎖 不幸の輪廻が続きます

この連鎖 自分の代で最後にしたいものです

 

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アクセルとブレーキを踏み間違える

高齢者の事故が増えているようですが

今日のお話は感情のアクセルとブレーキ

会話をしていて相手の言葉に引っかかる

そこで必要なのは 相手の真意を確かめる 自分の真意を伝える

誤解があれば解く 言い間違えがあれば訂正する

できるだけ穏やかに 冷静に 笑顔でゆっくり言葉を選ぶ

なのですが

ちょっとしたきっかけでそれが大きく暴走してしまったことがありませんか

まさにアクセルとブレーキを踏み間違えてしまった

感情的にならずに ブレーキを踏んで周りを相手をよく見て話せばいいのに

感情の歯止めが効かなくなる 激昂してしまう

もう言葉で自分の気持ちを伝えるどころではなくなる 言葉を失う

自分の感情の渦に巻き込まれて溺れてしまうのです

そして相手とのコミュニケーションを遮断してしまう

ごめんなさい が言えないために 関係の修復ができないままになる

相手への怒りの感情 自分への嫌悪感が終わらないまま時間が過ぎる

その感情は自分の内側に澱(おり)のように溜まっていく

あ…またやっちゃった にならないために

感情が昂ぶってきたら まず深呼吸 大きく鼻から吸ってゆっくり口から吐く

リラックス 肩を上下して力を抜く そして集中

相手の言葉を聴く 相手の感情を聴く 相手との距離をもう少し取る 少しだけ離れる

できれば笑顔で 相手に自分の気分 感情を伝える

相手に非があれば伝える 自分の非は謝罪する ごめんなさい をきちんと

関係を修復する

今年から こんな風に自分を変えていけたら素敵ですね

 

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