新しい年が始まりました
ACを手放そうと 日々癒しと新しい認知のトレーニングをしている方に
そして自分をどうしていいのか悶々としている方にも
今年はもっと丁寧なアドバイスができればと思います
今までに書いたことを繰り返しながら お話を進めていきます
ACを手放すプロセスは次のようになるでしょう 順番は不同です
・自分の不全感 生き辛さがどんなもので それはどこから来るのか どこに原因があるのかに気づく
・生き辛さはどうしたらなくなるのか なりたい自分のイメージを掴む
・親をきちんと恨み きちんと憎む 親を拒否し 自分の内側にある親への執着を終わらせる 親から離れる
・親との関係が今は険悪でも 離れることで関係は修復できることを知る
・親からもらった認知の癖ー嗜癖ーとコミュニケーションの癖に気づく その嗜癖が自分にとって今後マイナスになることに気づく
・ACにとって親からもらったものはほとんどすべて捨てて 生き直しをしなければならないことに気づく
・認知の歪みを正すトレーニングに向かう
・親以外の 他者とのコミュニケーションの仕方を学ぶ
・自分の内側のインナーチャイルドを探す 見つける 状態を知る
・インナーチャイルドの癒しが必要なことが多いので 癒しのセッションを受ける
・自分の中の依存を明らかにする それを受け入れる 依存は誰にもあるもので それ自体は悪いことではないと知る コントロールする方法を見つける
まだありますが 書き出しただけでもこんなに課題はあります
もちろんACを捨てない という選択もありです これは嫌味ではなく ACのままで共依存のままで生きていく人もいるのです そうしなければ生きられないのです
私の姉がそうです 長い間誰かに依存して生きてきたので依存の相手は変わっても依存そのものをやめることができない でもそれは自分の選択です
さて あなたの生き辛さはどんなことでしょう 振り返って または今を感じましょう
どんな自分ならOKと言えるでしょうか
ACの自己嫌悪の大きなものは 嫉妬 恨み憎しみの感情が強いことでしょうか
こんなにも他者を嫉妬し恨み憎しむものなのか 自分でも嫌になることが 私にもたくさんありました
それはなぜなのか 自分の内側を探ってみましょう
ACの感情にはポジティブな感情がとても少ないようです
喜怒哀楽でいうと喜と楽が極端に少ない
怒と哀でほとんどが占められています
これはなぜなのか さらに奥へ
親からもらったものがまさにそうだった と言えます
まだ言葉も出ない幼児期 子は親の言動を見て学びます
機能不全家族の親からすべてを学ぶのですから いいものを得ることはまずありません
愛ではなく哀をもらったのです 自分に向けられる怒りも憎しみも貰いました 恨まれました疎ましくされました 虐待も 育児放棄も
健全に育った子との違いは とてつもなく大きいようです
さあ ここから挽回するにはどうしたらいいでしょう
今年もこれから 少し長い旅が続きます