感情を言葉にする
ACが学んでこなかったことでした
感情を言葉にしてはいけない と自分を規制してきたのです
実際にどうすればいいのか 分からないままです
この課題は逆に自分が相手の感情を聴く ということでトレーニングできると思います
相手と向き合います この場合の相手は健全な人にします
同類のACではトレーニングになりません
相手の話を 集中して聴きます
話してもらいにくいようなら 「最近ちょっと困ったこと」などお題を決めて
リラックスして そして集中して 相手の目を見て 表情やしぐさを見て 相手の話を聴きます
感情を言葉にする という実例を聴きましょう
その中に気分 感情の言葉を探します 喜怒哀楽の言葉です
相手の感情に気づいたら うなずいたり相づちを打ったりして 相手にサインを送ることも大切です
貴方の言葉は私に届きましたよ というサインです
なたがその言葉を復唱(繰り返し)してあげます
相手が「楽しかったよ」と言ったら「そう?… 楽しかったんだ?」と
相手の感情の言葉に反応して 繰り返すのです
「それはよかったね』の言葉も添えると 相手は「自分の気持ちを分かってもらえた」安心感を得るでしょう
これらの言葉は あなたが相手の感情を受け止めたというサインです
傾聴とは 相手の感情を聴くことです
ことがらや出来事を聴くのではありません
この過程であなたは驚くでしょう
今までの自分の話は 事柄の羅列だった!だから相手の共感もなかったんだ!
人って自分の感情を言葉にしていいんだ!
それを相手に受け止めてもらえた時って こんなに嬉しいんだ!
感情を理解しあえる 共有できるって こんなに素敵なことなんだ! と
今度はあなたが受け止めてもらう番です
これを繰り返してやっていきます
健全な人どうしの会話では この交流が普通に行われています
子供の頃 周りの子の会話に入れなかったのは
この感情の交流 共有ができなかったからだと気づくでしょう
原家族ではできなかった感情の交流
それが赤の他人との間でもできるようになれるのです
こんなことで 人は幸せを感じられるものです