他者との距離の取り方が分からない

自他の境界がない親に育てられた子ども 過保護 過干渉の中で育てられた子ども
親との愛着関係が不十分なまま大きくなった子どもは
対人関係に歪みが現れます
家族のメンバーとそれ以外の他人との違いがあやふやです
家族の間で行われる非言語コミュニケーションを
そのまま他人に向けて行おうとします
家族だから非言語でも許される 感情的になることも許されるけれど
それを赤の他人に向けても分かってもらえないして迷惑なだけ が分からないのです
ですから ある人が親しくしてくれると 相手との距離を極端に縮めてしまいます
自分のことを分かってくれるのはあなただけ とでも言わんばかりに
分かって欲しい 構って欲しい が強いのです
ただ悲しいことに 分かって欲しい思いがあっても、それを言葉にできないのです
思い込みだけが先走り 自分を言葉で表現できない
分かってもらえないのは自分の言葉が足りないから とは思いません
他人に対しては言葉でのコミュニケーションしか通じないのですが
悪いのは相手のせい とその関係を断ち切ってしまうのです
そして相手に恨み 憎しみの感情を募らせます

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