「心の対話者 」 鈴木秀子

自分の感情を捉えるのが苦手なACに
他者の感情を捉えることが苦手なACに 絶好かも
ワタシのカウンセラーが勧めてくれた本です
その後カウンセラーのNPOに関わり 法人化のお手伝い
その後に受けた傾聴講座で とても役に立ちました
傾聴(けいちょう)というと今でこそ多くの人が知っていますが
当時はまだ一般的ではありませんでした
心を傾けて相手の話を聴く 聞く ではなく耳を傾ける のです
カウンセリングの基本でもあり コミュニケーションの基本でもあります
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いま求められているのは「話し上手」よりも「聞き上手」。
「聴く」技能を高めることができれば、人間関係のトラブルは解消される。
心を閉ざし孤立感を深める人たちの心の叫びを共感をもって受け入れ、サポートする方法を紹介。
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と紹介されている通り 聴く力を身につけるきっかけになります
会話の中で 注意して聞いていると 事柄ばかりの人がいます
あれがどうした それからどうなった が延々と続くのです
そういう人の話は大抵つまらないものです なぜでしょう
事柄の羅列ばかりで 感情や気分が言葉になっていないからです
ですから聞いている方は その人の話に共感も反感も持てません
傾聴の特徴は「相手の気分感情を聴く」こと
それに理解や共感を示すことです
そうすれば相手は「この人は自分を分かってくれている」と安心するのです
ACにとっては 会話によるコミュニケーションを学ぶ
絶好の教材になるかもしれません

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