生き直しのために ⑧ 不幸せをやめる

ACの悲しさ
周りの世界には楽しさや喜び 幸せが溢れているのに
その中から悲しみ 苦しみをわざわざ選び出して拾い集めます
まるで不幸せの中にいる事で 傷を癒すかのようにしています
ACの心象風景は 視界のすべてが灰色です 冷たい風が吹いています 光は射しません
周りには命の息吹も感じません 何もかもが冷たく 沈んでいます
生まれて来てくれてありがとう 育ってくれてありがとう など親の祝福がなかった悲しみ
幼児期のトラウマや愛情欲求の不満は こんなにまで後の人生に影響を与えるのです
基本的な幸せ感 生きる喜びがないので その中で起こる楽しい出来事も 花火のようです
その瞬間は明るく煌めきますが すぐに元の暗闇に戻るのです
こんな人生と別れるために 今の不幸せ感を捨てます
幸せになってはいけない という禁止令を手放します
この禁止令は根深く無意識に残っていますから 何度も何度も 自分の無意識に働きかけるのです
自分は幸せになるために生まれて来たのだ 
自分はこの世で幸せになっていいのだ なれるのだという自覚から始めます
変わりたくない自分がいることに気づいたでしょうか?
このまま 不幸なままで 悲劇の主人公でいたい自分 誰かに甘えたい自分
それを認めて 受け入れて そんな自分も含めて 幸せになるのです
自分の中にある「変わりたくない」との闘いです

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