〜ねばならない 〜あるべき では人は変わらないことを書きました
これらの言葉の前には (本当はなりたくないけど したくはないけど)が付きます
この言い方をする時に 私たちは「〜だけど 〜ねばならない」と言っている訳です
嫌だけど と言葉の前にある限りは 変わりません
〜したい 〜なりたい 〜変わりたいになった時に 人は変わります
気持ちや意欲が前向きになって 本当に自分の内側から出てくる時に 初めて変わります
AC共依存から離れる時に その出口は見えていても
「あと一歩」が出ないために 踏み出せないことはよくあります
そんなときは自分の本音に聞いてみるのです
本当にそうなりたいの? と 本当はなりたくないんじゃないの? と
本当になりたいのなら いつの間にか変わります なりたい自分になります
そうでもない時にはそのままです 変わることはありません
でもそれでいいのです
変われない自分を責めてはいけません 焦ってはいけません そんな人はもっと時間が必要なのです
長い間に受けた傷や 考え方の癖は そう簡単には直せません 変われなくても仕方がないのです
変わろうとしない自分 変われない自分を感じるだけでOKです それ以上の感情の上乗せは必要ありません
ACの場合は 一番近くに親がいて 子の時間と自由を奪い取っていますが
それも時間が過ぎて親が亡くなれば 必ず自律・自立します
ですからそんなに急ぐことはないのです
ただ それには膨大な時間がかかるでしょう
なるべく早いうちに自律・自立が果たせれば その方がいいのです
自分の人生の時間を無駄にせず本当の自分を生きることができるのですから