ACの無意識(潜在意識)の中にある 大きな欲求が
子どものままでいたい ではないかと思います
幼児期に満たされなかった愛情欲求が 成人してからでも存在します
あの頃の欲求が満たされないので 安心して大人になれないのです
満たされるまでは大人になりたくない のです
インナーチャイルドはあの頃のままで 成長が止まっているのがその証
本来なら誰もがごく普通に得られた 親からの愛
その願いは 機能不全の親が叶えてくれる訳ではないのです
親でなくても代理になってくれる人ならば 疑似体験でもいいのですが それもなかなか叶いません
自分で何とかするしかありません とても酷なことですが
辛い家族の中を生き延びてきたAC サバイバーの宿命です
こんなことではいけない 大人にならなきゃ と今の自分を否定してしまいますが これも逆効果
いいのです子どものままで 自分を何一つ恥じることはありません
まずこの感情を自分の中で受け入れることが大切です
心理療法で言う「インナーチャイルドの癒し」です
エンプティ・チェアーとも呼ばれるものに似ているようです
椅子を2客用意します 一つは自分が もう一つは小さい頃の自分が座ります
インナーチャイルドを探します
探し出したインナーチャイルドは 怖くて震えているかもしれません 泣いているかもしれません
優しく片方の椅子に座らせます
小さい自分が あの頃に言いたくて言えなかっったことを聞きます
そして小さい自分が言って欲しくて言ってもらえなかったことを聞きます
それを大人になった今の自分が 代わりに言ってあげるのです
そして今度は今の自分が 小さい自分に声をかけます
優しい労りの言葉をかけます
これで子どものままでいたい欲求が終わります
“子どものままでいたい 〜インナーチャイルドの癒し〜” への4件のフィードバック
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みみ さん
代理人とイネーブラーは紙一重 その通りですね。
健全な代理人ならいいのですが。
「助長する人 イネーブラー」
http://accodependcy.makusta.jp/e232811.html
に概略を書いてありますが 、代理人にも相手を支配コントロールしようとする人がいます。
イネーブラー同様のことをしかけてきます。関わる相手を間違えると とんでもないことになります。カウンセリング とかメンタルケア というキーワードに引っかかってくる人には要注意。
健全な人はこんな言葉はスルーします。
ACどうしの恋愛 …
「過保護過干渉で育った と 愛情をもらって育った は違う」
http://accodependcy.makusta.jp/e231987.html
に書いたのが近いかな。
ACどうしはその生育環境の特徴から 急速に距離を縮めるのです。
例えば「ウチは父親がアル中でさぁ…」と発しただけで同じ境遇の人には共感が生まれ、距離が縮まります。親密な関係はすぐに出来上がります。非言語でのコミュニケーションに慣れていますから。言語コミュニケーションでの交流や理解が要らないくらいです。これが誤解を生むのですが。
そして、愛ではなく支配とコントロールで相手を縛ります。自分を愛したことがないので、他者を愛することができません。相手への過剰な世話焼きと干渉、自分を求めてくれることを相手に求めます。これを手放すことが大切ですね。
ご回答ありがとうございます。
そうなのですね。
恐らく自身もACで、私にとても親切にしてくれた方がいました。
当時は彼の行動が理解できなかったのですが、今回のブログを読んで彼が何をしたかったのかやっと理解できました。
ありがとうございます。
自分の体験を通して、代理人と共依存は紙一重であり、素人が代理人を務めるのは難しいことではないかと思いました。
宜しければ、代理人とイネーブラーや、AC同士の恋愛についてブログでとりあげて頂けないでしょうか。
救われました。
ありがとうございます。
みみ さん 初めまして
これはワタシ自身がカウンセラーからもらった言葉です。ACは幼児期の愛情欲求が満たされていないので、代理であってもそれを満たす必要があると。自分に無償の愛を与えてくれる存在とその体験、実感、体感で自分を癒す、ということです。
ワタシの場合はカウンセラーから、終結後は仕事の先輩から、それを体感しました。とても効果的。
Wikipediaでは少し触れられているだけで、特化して書かれたものは少ないようです。
(引用)
自己愛が発達していない。子供の頃に健全な発達ができなかったため、他者と擬似的親子関係を形成する。
探してみて、ご紹介できるものがあればUPします。
初めまして、こんばんは。
私は多分ACです。
不安になるとよくブログを拝見しております。
今回のブログに気になった点がありまして、恐縮ですがご返答頂けると嬉しいです。
「親でなくても代理になってくれる人ならば疑似体験でもいいのですが それもなかなか叶いません」
とありましたが、代理になってくれる人がいて疑似体験することは回復に関係があるのでしょうか?
これについての記述のある書籍はありますでしょうか?
よろしくお願いいたします。