親との訣別を果たしたあとは いよいよ自分の内側に向かいます
見ると 自分の内側には何も成長したものがないことにまず驚きます
精神状態はあの頃のままなのでした
子どもの頃の傷で インナーチャイルドは成長できていません
大人になるとはどういうことなのか
普通に生きていくとはどんなことなのか
機能不全の親からは 学ぶべきことはありません
といっても周りにはそう簡単に導師といえる他人もいません
ではどこから学ぶのか 何から学ぶのか
先人たちが残した本があるのです
でも残念ながらACは 他者から学び自分を変えていくことが苦手
自分の思い込みが強く 他人のアドバイスを受け入れ それに従うことに強い抵抗を感じるのです
プライドが傷つくとでも思っているようです
分からないこと 知らないことを人に聞くこともなくそのままにする癖がついているのでしょう
自分では解決できない 分からないから 人の言うことをきいてみる 人のやり方をやってみる覚悟が必要です
今までに無意識に身につけてきた そんな自分の癖との戦いです
一つひとつ丁寧に自分を振り返ります
何もないところからの作業は 生まれ変わる 生き直すことに似ています
今までのこだわりさえ捨ててしまえば 自分を変えることができます
変わりたくない自分がいることも自覚しましょう
今までは「こんな自分は嫌だ」と思っていましたが 本音の部分ではそうでもないのです
このままでいたい自分がいるのです
自分を変えることへの不安 恐怖は誰にでもあります それを抑え込むのも逆効果です
ひとつ きっかけができて 小さなことでも変えることができれば その後は怖くありません
変わっていく自分を楽しむことができるのです