アーカイブ | 2014年9月8日

「努力し続けられる力」

小学1年生~のストレッチの様子です。
 

 
小さなお子さんは「つま先を伸ばす」「膝を伸ばす」
伸ばしているいるつもりでも、もっと伸びる・・・と実際伸ばしてみてどんな感覚かやってみます。
 
レッスン前にお友達同士でストレッチのサポートをし合います。
 
みんなとっても身体が柔らかそうに見えます。
ですが、バレエを始める前からこうだったわけではありません。
固かった子が柔らかくなっています。
フェリに来た日から柔らかい子でも、バレエの正しい身体の使い方で綺麗に脚が上がるまでには
相当のレッスン量が必要です。
努力の「たまもの」です。
ストレッチは成果が出やすいですが、それ以外のバレエの基本も努力無しに身につくことはありません。
「才能」・・・と、よく言いますが、長年生徒を見ていると
「努力し続けられる力」
が、才能なのだと思います。
例えばストレッチなら時間を多少作らなければ行けないし、痛みも少しはあるので
なかなか続きません。
「やる気はある」でも出来ないことが多いです。
ある日、急成長する子は間違いなく、努力を続けています。
目に見えてがんがんやっていなくても、小さな努力をしている子です。
普段の生活、姿勢や立ち振る舞い、感性を磨く努力・・・を気をつけている人もいます。
「モチベーション」は人によると思います。
はっきりした「モチベーション」がなくても、まじめな性格でやり続けているうちに上達することもあります。
家でやらなくても、週に何回かのレッスンを何年も続けることがすでに努力が必要です。
フェリで「努力し続けられる力」が身についてくれると良いな・・・と願っています。
諦めない強い心と努力の大切さ・・・長時間の試合でのラリーで、錦織選手が見せてくれています。