カテゴリー別アーカイブ: 【コラム】ギター編

ギターの魅力って何か

 

 

20160626なかだ

みなさん、おはようございます。こんにちは。こんばんは。Selamat pagi!

講師の仲田です。

採譜&レコーディングばかりに追われています。
が、先日は久しぶりに東京倶楽部さんで演奏しました。
メンバーの皆様、ありがとうございます。

ライブは楽しいなあなんて思いつつも採算を考えるとあまり出来ないのが現状だったりします。

といいつつ7~9月は平均8本ありますけど…

ただ2年前とかは週3で何かしらのライブがありましたし、SNSなどを確認しても
音楽の興行の絶対数が減少しているような気がします。

その代わりに動画やライブ以外の需要というのは確実に増えていると実感しています。

これが時代の流れなのか、たまたまなのかしっかり見抜いて行かなければならないと感じています。

ギターで演奏する場合、その手っ取り早い楽器のイメージからか割と無理難題を押し付けられる事もしばしばあります。

さらに不思議なことに、できないときちんとお伝えしても

できるよーw

と返される可能性が最も高い楽器と言っても過言ではありません。

いやいや、できないんですよ。。。

が信じてもらえないなら、弾くしかないんです。

学部時代、ジャズ研に所属していたとは再三申しておりますが、ジャズを教えてくれていた方々がいつも言っていました。

ドラム、ヴォーカル、ピアノはジャズで食える。

ギターはジャズじゃ食えないけど、ジャズもできなきゃ食えない。

と…

つまりはどんなジャンルでも乗り越えるだけの音楽的な知識とテクニックが必要ということです。

ジャンルに偏ることなく満遍なくやれ。

そうです。ジャズ研というくらいジャズを愛してやまない方々が日々、ジャズスタンダードを演奏している場所なのに
自分はエルレガーデンのコピーバンドやったり、シンガーさんの伴奏したり、AORやったりしていました。

目線が痛い…

他のパートの人がOLEOを超速で弾けるようなるなか、そのジャンルに集中できないギター軍団とは歴然と差がでます。

なんかおかしくねーか。。。
と思いつつも他のギターリストの先輩たちは本当に何でも弾けてしまうような人しか居なかったので
文句も言えず、楽しいはずのサークルがストレス以外の何物でもない4年間でした。

まだまだ知らない音楽はたくさんありますし、クラシックなんか全く弾けません。

しかし、ジャズ研時代にこれでもかというくらいに意味不明に色んな音楽に触れさせて頂き、さらにはシンガーという生き物の生態系を知れた(笑)のはとても良い経験だったと思います。

音楽を楽しむというのは色んな形があって良いと思います。

この音楽を追求するという楽しみも素敵ですが、縦横無人に色んな音楽に挑戦する、しかもそれが広範囲で可能な楽器がギターということになります。

色んな楽しみ方ができる楽器なんだなあと思うようになってからギターを弾く事が自分は少しは楽しくなったかなと思っています。

 

 

 

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コラム~チューニング編~

今回はギターのチューニングにまつわるあれこれを自分の考えも交えつつ書いてみたいかと思います。

ギターのチューニングはノーマルチューニングの場合6弦からEADGBEとなっていますがこれはコードの利便性を高めるため4度チューニングになったと言われています。

比較できる楽器としましては同じ弦楽器のバイオリンですがこれらは5度チューニング。
コードよりフレージングへのアプローチにフォーカスを当てたチューニングになっているように思います。

正確にフォーカスを当てるという言い方は間違ってるような気がしますが(ヴァイオリンの方が起源が早いため)

ギターの大きな特徴はフレットが打ってあります。
この事によりチューニングやピッチの安定性はより難しくなりました。

なのでギターは本来チューニングするのがとても難しい部類の楽器なのですが皆さん普段チューニングをどうしていますか?

間違った、もしくは少し狂ったピッチのチューニングのままギターを練習していくと耳が養われづらかったりアンサンブルに入った時にあれれ?となったりたくさんの弊害が生まれます!

ここでおススメするのはオクターブピッチをきちんと合わせてあげることです。
チューニングする時間に加え5分くらいでも良いのでやってみてください。

あとは腕の良いリペアマンに調整してもらえればなお完璧なんですが自分の手でもそれなり(あくまでそれなりに)はできますので興味がある方は是非トライしてみてほしいです!

昨今のdaw環境下で他の楽器の中にギターを落としこむのが簡単になった今、更に重要度は増したと言えるでしょう!

ギタリストとしての心掛け。なぜそう思ったのか。

 

322大野木DSC_0119

 

こんにちはの人もこんばんはの人も
おはようの人もお休みの人も
1ヶ月ぶりの登場です。

ギター講師の櫻井です。

今日の内容はギター初心者の方や趣味の範疇でやられている方よりは、
ギターで高見を目指している方や、一皮剥けたいと思ってるバンドマンのギター方に向けた内容になっているかもしれません。
皆さんはどんなギタリストになりたいですか?

また、その理想のギタリストになる為に何を心掛けていますか?
僕がギターを始めたのは中学1年生でした。

きっかけは良く覚えてないけど、
小学校5、6年生の頃から音楽に興味が出始めて
永ちゃん(矢沢永吉)好きの父親がたまにギターを弾いているのを
家で見ていたのがそれくらいだったのかな?

決定打がそこにあるのかは分からないけれど、
衝動的にギターが弾きたいって思いだして中学の入学祝いで
3万円くらいのセットのギターを買ってもらいました。
幸運なことに、中学に入るとベースをやっている友達と
電子ドラムを持っている友達がいて速攻バンドを組みました。

その当時はGLAYやMONGOL800、氣志團、ロードオブメジャーなどのコピーをやっていました。

その時はあからさまに色んなテクニカルな事が出来るようになりたくて
ライトハンド奏法やスウィープ奏法などにしか目を向けていなかったような・・・

むしろそういう事が出来る人を上手いと思っていました。
もっと言うと歪んでないギターはギターじゃないって思っていましたw
文字通りロック小僧ってやつ?w
中学時代からオリジナル曲を作ってたりしていましたが、
その作る全ての曲がマイナー調で重たくてズンズンしてる曲ばっか。

高校生になりライブハウスに出始めて、お客さんの前で演奏するようになり
色んな人にバンドを知ってもらう為にアンケートを配ったり色々していましたが、

そのアンケートで僕のギターが目立っている曲ではなく、むしろ引っ込んでて単純な曲調の楽曲が人気を占めている事実がありました。

そう、ギターをはじめ楽器をやっていない人っていうのは、楽器の音を聞きに来ているのではなく、その楽器で奏でられた楽曲を聞きに来ているのです。
(もちろんみんながみんなそうだとは思いませんが、)
そこに気づいた時に自分の事しか考えていなかった自分が少し嫌になりました。

そこからバンドに対して、ギターに対しての考え方が変わった気がします。

今回は最初に投げかけた質問の答えは出ていませんが、
次回は専門に入学してから現在までの僕のバンドやギターに対する考え方の変化や、そこから現在どういう事を考えながらギターを弾いているかなど書けたらって思っています。

P.Sこの動画はブログとは関係ありませんが、最近誕生日の友達がいたので
その時に送ったメッセージ動画です。

 

 

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