カテゴリー別アーカイブ: 【コラム】フルート編

【コラム】~東京藝大を目指したきっかけ~

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こんにちは!!

フルート講師の角芽吹です。

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さて、今回のコラムでは、私が普通科の公立高校から、東京藝大を目指したきっかけについて書こうと思います。

遡って小学生の頃からの話です。
長くなりますが、お付き合いいただけると幸いです(・・;)笑
私は9歳のときにフルートを始めました。
ピアノはみんな弾いてるし、あの横笛をやってみたい!という一心でした笑

そして、数年後に出会った『千葉県少年少女オーケストラ』が、私の人生を大きく変えたのです。

千葉県少年少女オーケストラとは、佐治薫子音楽監督を中心に1996年に結成された、都道府県レベルでは全国初の少年少女オーケストラです。

私はこのオーケトラの団員募集を新聞で知り、小学5年生でオーディションを受け、小学6年生のときに入団しました。

それ以降「音楽とは?」「ここはどんな音?」「キレイな音とは?」というように、フルートを吹くことの喜びよりも、音楽の理想的なものを考えるようになりました。

そして小6、中1、中2、中3…と毎年本番を重ね、気づきも増え、だんだんとオーケストラ音楽の虜になっていました(笑)

一度、高校受験で勉強に専念するためにオーケストラを半年お休みしました。
それでもオーケストラの様子が気になって、楽器が吹きたくて…もうどうしようもないジレンマを抱えました。
(今となっては合格できたので後悔はないですが!)

そのジレンマから、私はオーケストラが心から好きなんだなあと自覚しました(^^)
そして、もちろん「少年少女」オーケストラなので、20歳になると卒団を強いられます。

この先、オーケストラはできるの…?
これより恵まれた環境のアマチュアオーケストラは見つかるの…?
もっともっと良い音楽を求め続けていくには…?

こんなことをたくさん考えた結果、プロの音楽家になりたい!音大に入りたい!
音大だったら、最高峰でありながら自宅から最短距離にある藝大に入りたい!

こういう思いを抱くようになりました。
心を定めたのは高校1年生の終わりの頃でした。
ここまで、藝大を目指したきっかけです(^^)
千葉県少年少女オーケストラは今年3月に卒団しましたが、本当に感謝してます(^^)

定期的にコンサート行ってますので、この話を聞いて興味を持った方は是非足を運んでみてください♬
さてさて、だいぶ脱線いたしましたが、
Jazz’n!では「フルートを吹くこと」だけでなく「音楽はこんなに楽しいんだ」ということを共有できるようなレッスンを目指しています(^^)

是非無料体験レッスンに足を運んでみてくださいね♬

 

 

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コラム【フルート編】~楽器の選び方~

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こんにちは。
フルート講師の角芽吹です。

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今回は楽器の選び方について!

部位ごとにいくつかポイントをお伝えします。

頭部管について。
まず小さなお子様にオススメなのは
「U字管」というタイプの管です。

フルートは小さなお子様にとって、意外と 長い !!
指がうまく届かないとストレスにもなるので、5〜10歳まではU字管をオススメします!

口と指が所定の位置に届いて動かすことができれば問題ないので、そういう方はストレートな管を使ってくださいね♬

続いての決め手は本管。主に
・インラインキイ
・オフセットキイ
の二種類あります。

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写真では上がインライン、下がオフセットです。

オフセットは、右から数えて5・6番目のキイが少し出っ張っているのが特徴です。
これにより薬指が届きやすくなって動きやすくなる効果があります。

この2つは体格や運動タイプによって使いやすさが違いますので、ぜひ手にとってどっちがフィットするか?動かしやすいか?検討してみてください。
もちろんプロに相談することも大切です!

そしてこの写真からもう一つ気になることがあると思います。
そう。キイの穴です!!

・リングキイ(写真上)
・カバードキイ(写真下)

プロではリングが主流です。もちろんカバードキイを使って活躍しているフルーティストもたくさんいます!

現代的な曲ではリングキイを半分開けて音を出す奏法があったりするので、リングキイはなにかと便利。

ただ、クラシック・ポップスを演奏する上で、カバードキイだから困ることってほぼないです!

初心者モデルではカバードキイが多い印象です。
リングだと慣れるまで音が出ないこともあるので、最初の一本はカバードキイでokだと思います。
リングキイを買っても、シリコン素材を埋めて練習することができるので、どちらでも大丈夫です!

そして足部管。

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これも大きな違いですね。
一番下の音がC(ド)まで出るのが写真上のC足(ツェーそく)で
一番下の音がH(シ)まで出るのが写真下のH足(ハーそく)です。

これによって管体の長さも変わりますので、右手の負担、また音色にも影響します。

C足だとHが出ないので、ときどき困ることはありますが、プロでもC足愛用者が多くいます!

ぜひ持ってみた感覚や音色の趣味で選んでみてください♬

上記に加え、フルートの材質はプラスチック・洋銀・銀・金・プラチナ・各種木材など、色んな種類があります。

これも音色の趣味と、音の飛び方の違い、あとはお財布とも相談して、選んでみてください。

最後に。色々述べましたが、これはほんの一部分です。初心者が自分に合う楽器を選ぶのはとっても難しいことです。
大きい買い物になると思いますので、必ずプロの方に付き添ってもらって、楽器屋さんでたくさん試奏して、じっくり決めてくださいね(^^)

 

 

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【コラム】~フルートという楽器②~

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こんにちは。
フルート講師の角芽吹です。

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今回は初心者の方へ向けて、フルートの手入れのお話しさせていただきます。

その前に。
フルートは3つの部位からなっています。
頭・胸・腹…いや、これは昆虫ですね(笑)

実はフルートも似ていて、頭・本体・足の3部位からなっています!

頭部管…息を吹きかける部分。音程を左右する大事なところ。
本管…キーという指で押すボタンがたくさん付いているところ。
足部管…一番短い管。右手の小指が押すキーのみ。

そして練習後のお手入れは簡単。

・上記3つを分解。
・それぞれの管にガーゼを巻いた掃除棒を通し、水分をしっかり取る。
・専用のクロスでキーを撫でるように拭く
・その他管体についた手垢をしっかり拭き取る
・ケースにしまう

これだけ…!

特別、キーについてるタンポというところに水分が付いていればペーパーで水分を取ったりなどイレギュラーなメンテナンスもありますが。
基本的な手入れは簡単です♬

あとは定期的に(半年または1年に1回ほど)楽器屋さんに行き、メンテナンスをお任せしましょう。

ぜひMusic School Jazz’n!でフルートを始めませんか?
お待ちしています(^^)

 

 

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【コラム】~フルートという楽器~

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こんにちは、フルート講師の角芽吹です。

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優美で軽やかな音色を誇る楽器、フルート。
オーケストラや吹奏楽などクラシックではもちろん、ジャズやポップスでも大活躍の楽器です。

他の楽器と比べて手入れも簡単なので、初心者でも始めやすい楽器です♬
サイズも小さく、簡単に持ち歩けるところもオススメです!

そんなフルートですが、吹くのは少し大変。
息は管体に入れず、ほとんど管の外に捨てているのです!!
竹林に風が吹くと音が鳴るのをご存知ですか?それと同じ原理でフルートの音は鳴っているのです。

一見優雅な楽器に見えますが、世の楽器で一番肺活量が必要な楽器と言っても過言ではありません…!

といっても小柄な日本人女性フルーティストもたくさんいますし、今ではU字管もありますので、小さなお子さんも安心して始められます♬

レベルに合わせて、皆様と一緒に楽しいレッスンにしたいなあと思っています!
ぜひ無料体験レッスンに足を運んでください(^^)

 

 

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フルート【”音が当たる”という感覚を味わうためには】

フルートをしばらく練習していくと、昨日はすごくいい音が出せたけど今日は全然ダメだ。ということがよくあります。

“音が当たる”という感覚を味わうと、いつもその状態で吹きたいのですがなかなかうまくいきません。

まず、調子がいいと思ったときに頭部管と胴部管の接続部分に印をつけましょう

 

 

黒の油性ペンで印をつけてあります。

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フルートは息の向きが少し変わるだけで、音程と音色が劇的に変わります。

楽器だけでも同じ状態にしておくことはとても重要です。

それでも練習していくと、音程が合わなくてなっていく場合があります。

明るく大きい音を好む人は、歌口をあまり塞がないで吹くようになるので音程が高くなります。少し頭部管を抜くか内側に向けなければいけません。

綺麗でよく響く音を好む人は、歌口を割と塞いで吹くので頭部管を入れるか外向きにする必要があります。

歌口を塞がないで吹くと大きい音がだしやすくなり、音程が高くなります。

塞いで吹くと上品な音がだしやすくなり、音程が低くなります。

歌口を外側に向けると音程は高くなり、内側に向けると低くなります。

頭部管を入れると音程は高くなり、抜くと低くなります。

自分の一番吹きやすい頭部管の抜き具合と向きを探します。

僕の場合は、頭部管を8mm程抜いて、歌口が真上を向くようにキーの直線上にしています。

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チューニングのために頭部管の抜き差しはあまりしません。

気温が低いと管楽器は音程が低くなります。そして、息を入れるたびに管が温まって音程が上がります。

吹く前に楽器を体温で温めておき、顔の向きで歌口の塞ぎ具合を調節して音程をコントロールします。

寒いときは管の中に水滴がつき、指も動かなくなるので演奏どころではなくなります。

 

逆に気温が高いと管楽器は音程が高くなります。管に水滴がつくことがなくよく響くような気がします。

息を入れることで音程が変わることもないので、場合によっては頭部管を少し抜いてもいいかもしれません。

暑いときは、汗で楽器が滑って演奏どころではなくなります。

冷暖房完備の場所で演奏したいですね。

 

自分の吹きやすい頭部管の抜き具合と向きが決まったら、吹き方で音程や音色を変えられるようになっているはずです。

そこまでくれば、毎日安定した音が出せるでしょう。

【最初に知っておくべきフルートの違い】その③

前回のその②では「カバードキー」、「リングキー」を説明しました。

今回は「C足部管」、「H足部管」について書いていきたいと思います。

 

 

【C足部管vsH足部管】

 

↓C足部管

フルートコラム3

ドイツ音名C(ツェー)。低い音が「ド」まで出る短い足部管。個人的にはカバードキーとの相性がいいような気がします。明るい音が出しやすいです。
入門用フルートは、ほとんどがC足部管です。
↓H足部管

フルートコラム4

ドイツ音名H(ハー)。低い音が「シ」まで出る長い足部管。個人的にはインライン、リングキーと相性がいいと思います。
C足部管より管が長いので、持った時のバランスが違います。

暗い音や下品な音が出しやすいので、ジャズの演奏家は、H足部管を使うことが多いです。

ということで、僕は、総銀製・インライン・リングキー・H足部管の楽器を使っています。

フルートの値札に書かれている謎の暗号「IRH」などは、この頭文字です。
みなさんも、自分に合った最高の一本を、探してみてください!
ジャズンの体験レッスンでは、無料で楽器を貸し出しております。

【最初に知っておくべきフルートの違い】その②

前回のその①では「洋銀製」、「銀製」の違いを説明しました。

今回は「カバードキー」、「リングキー」について書いていきたいと思います。

 

【カバードキーvsリングキー】

 

↓カバードキー

フルートコラム

指で押さえるキーの部分に穴が開いていないのが、カバードキーです。
手が小さい方や、指の細い方は否応なくこれを使うしかないようです。
入門用の洋銀製フルートはほとんどがカバードキーです。
そして、キーが直線に並んでいないオフセットと言われる配列になっています。

 

↓リングキー

フルートコラム2

 

キーに穴が開いているのが、リングキーです。
キーが直線に並んでいるインラインが多いですが、オフセットもあります。
高音域や特殊な音を出すときに便利なので、プロの演奏家はリングキーを使っている方が多いです。

 

次回は「C足部管」、「H足部管」について書いていこうと思います。

【最初に知っておくべきフルートの違い】その①

フルートという楽器は、

ピアノ、ギター、バイオリン、フルート…

たぶん4番目くらいによく知られた楽器だと思います。

いざフルートを始めようと楽器屋に行く。または、ネットで検索すると一万円台から何百万円もするものまであります。しかも見た目は同じ!?金色のは高い!

どんな楽器でも同じですが、経験者に選んでもらうのが一番だと思います。

ここではまず最初に知っておくべき“フルートの違い”を述べたいと思います。

 

【洋銀製vs銀製】

 

 

【洋銀製】

入門用の安価なフルートは洋銀製が多いです。銀メッキをかけられていることが多く、見た目は銀製と同じです。吹いた時の抵抗感が軽く、ちょっとかたい音がします。音量が出しにくい傾向があります。
いい意味で軽い演奏がしやすく、マイクのりもいいようです。
持ち替え楽器やマイクを使う演奏者には、十分な楽器かもしれません。
【銀製】

中級、上級者向けの楽器は銀製、金製、プラチナ製、木製などがあります。
全部銀で出来た総銀製の楽器は、はじめの一本にもお勧めできます。
ただ、中古で安くても30万円で、できれば50~60万円の予算がほしいです。
総銀製の楽器は、どのメーカーも素晴らしく、音色や操作性など、はっきりした個性を持っている楽器が多いです。

この違いをしっかりと判断したうえで、自分に合う楽器を見つけていきたいですね。

次回は「リングキー」、「カバードキー」について書いていきます。