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ボーカル講師のyukaです!!
以前はコラムで「息を吐く意識」や、「インナーマッスル」について書きましたが、今回は少し技術的な事について書きたいと思います!
さて、皆様は「ファルセット」って聞いた事ありますか?
ファルセット=裏声
の事です!
主に地声では難しい高音を出す時なんかにファルセットを使います、ファルセットの基本は「喉開け」をする事です。
あくびをするイメージをしてもらうとわかりやすいかと思います!
あくびをしている時、喉の奥の方がとても開いている状態です。
ファルセットを出す時にも、あくびの時と似ている喉の開け方をします。
この時のポイントは、開けすぎないこと!
開けすぎると、音が散らばってカサカサしたような音になったり、響いてもオペラのような発声になります!
(声楽曲を練習する方はこれでもOK)
そして、喉の奥を開けようとして、顎が下がり過ぎないようにも注意して下さい。
顎が下がるとこもった響きになったり、音のピッチが低くなってしまいます!
上顎で引き上げるように意識をすると良いですよ♪
上顎の奥の方(舌で触れるぎりぎりくらいのところのちょっと柔らかい部分)、これを「軟口蓋」といいます。
喉開けをする時は口を開く時に下顎を下げすぎず、軟口蓋を少し引き上げて口の中の空間を丸く作ってあげるイメージにして下さい!
ファルセットの出し方は、この喉開けを正しく行う事が基本になります。
喉開けができたら、次はファルセットで声量が小さくなったり、奥に籠ったような響きにならないように、どこに響かせる事が重要かを捉える事が必要になります♪
実は、人によって微妙に感覚が違ったり、イメージの仕方で響きは変わります。
なので、私のレッスンでは生徒さん1人ひとりのお声をしっかり聞いて、どのように響かせていけばいいか、どのように息をはけばいいか、イメージはどう作るべきかを判断してレクチャーしています!
なので、文面やYouTubeでのレクチャー動画を見ても、あまり上手く歌えなかったりする事がある方にもしっかり上達してもらえると思います♪
何か悩みや分からない事があったら、遠慮なくレッスンでどんどん聞いてくださいね!
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