自分を守ってあげられているか

赤ちゃんのように無防備なAC
ちょっとした悪口や中傷 他人からの悪口 陰口に
その場では何も言い返せず 反論も弁解もできずに黙ってしまう
そんな場面が今までに多々あったでしょう
外からの圧力や他者からの攻撃に対して
とっさの反撃ができない 思考停止してしまって対応ができない
そのために必要以上に傷ついてしまうのです
その結果 被害者意識が強くなる 被害妄想が現れるなど
どんどんマイナスになってしまう
そしてそんな自分に対して 当の自分自身までもが
自分を嫌悪し否定してしまうのです
自分を自分で守れない 自分で自分を傷つけてしまうのです
どうしてこんな対応をしてしまうのでしょうか
自分自身だけが頼り この意識が欠落しているのでしょうか
これも親からもらったもの 育ちがそうさせるのです
機能不全家族の悲しさ
子は親からの悪口雑言に 黙って耐えます 耐えるしか方法がないのです
ひとたび反抗しようものなら その何倍ものお返しが待っているのです
下手をしたらその日の食事がもらえないかもしれません
それは子の命を直接脅かすものです 黙って耐えるしかないのです
もう一つの側面が そんな親への愛着
こんな親でもに子はたった一人の親
子は親を愛しているし 自らも愛されたい
愛されたいのに親は愛してはくれない むしろ自分を拒否する
この葛藤 愛情欲求の不満です
成長し大人になってもこの「黙って耐える」癖は抜けません
相手が赤の他人なのに 無防備なままで接してしまう
相手には他意はないのに ちょっとした言葉に過剰反応してしまう
不本意ならその場で反論すればいいのですが その言葉を飲み込んでしまう
これをやめるために 感情をすべて言葉にする というトレーニングをしましょう
長い間閉じ込めてきた言葉を 自分の外に出しましょう
気をつけなければいけないのは 言葉を武器にしないこと
相手から攻撃された時の反撃のためにだけ使うことです
言葉は他者とのコミュニケーションのために使いましょう
自分を守るとは 相手も守ってあげること

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