禁止令を解いていく

椅子に ソファーにゆったりと掛けて リラックスしましょう
目を閉じて 深呼吸しましょう
心を落ち着けて 集中してみましょう
自分の内側を眺めます
自分の無意識を探ります
ACの無意識には いろいろな禁止令が発令中です
人生を楽しんではいけない
自由奔放な表現をしてはいけない
笑顔を見せてはいけない
誰かの犠牲にならなければいけない
最初は親からもらったものです
親からの有言無言のメッセージを受け取って
子は無意識に 本能的に 自分に禁止令を発するのです
でないと命を脅かされるからです
怒られる 虐待される 暴力を振るわれるのです
あるいは無言 仲間はずれ 無視 育児放棄
不安と恐怖から 子は禁止令を自分で強化し増幅します
これが大人になっても続くのです
無意識のうちに行われるので 意識できません
長い間 不全感を募らせます
他者とコミュニケーションがうまく取れない
上手く笑えない
自由奔放な振る舞いができない
こんな不全感の根っこには 禁止令が横たわっています
これをやめるのもとても大変です
自分の無意識を相手にするのですから
他人を相手にするよりも大変かもしれません
少なくとも 自分の無意識を意識することができれば
だいぶ生きやすくなるでしょう
で リラックスと集中 です
例えば 今日一日の出来事を振り返ってみましょう
少し気になっている 何日か前のことを思い出してみましょう
あんなことをしてしまったのは 言ってしまったのは どうしてだろう? と
自分の価値基準って 親からもらった価値観とさほど変わらないよね
〜してはいけない ことって 本当はとても少ないのかもしれないね
これが自分を縛っているのかもしれないね
これを捨てたら 少し楽になるかもしれないね
自問自答しましょう
小さな変化がやって来るかもしれません

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