代表の大野木です!
前回は月1回のレッスンで講師に質問しまくるということを書きました。
自分が何を弾きたいのか?
どう弾きたいのか?
これを明確に伝えることによってレッスンの効率は良くなります。
明確に教えてもらえれば、レッスンする側の講師もしっかりと生徒さんと共有できて、最短距離で目標に近づけます。
当たり前のようなことかもしれませんが、なあなあとレッスンを受けていると効率が悪くなります。
ではまず「自分が何を弾きたいのか?」についてです。
嬉しいことにジャズンでは9割以上の生徒さんが「この曲弾きたい!」とご希望を仰ってくれます。
レッスンする側の講師としてはこれはとても嬉しいことです。何よりもレッスンしやすく、生徒さんのモチベーションも高いのです。
もちろん、ジャズンでは基本的に好きな曲を課題にすると決めているので、それもありますね。
でも、好きな曲をずっとやり続けると、そしてある程度弾けてくると、何を弾けばいいのかわからなくなる場合が稀にあります。
こういうときは是非、他のジャンルや、普段あまり聴かないアーティストやバンドの曲をやっていただきたいと思ってます。
なぜ、他のジャンルや、普段あまり聴かないアーティストやバンドの曲をやるのか?
一言で言えば、他のジャンルなどは、弾き方も、コードの押さえ方なども変わってくるので、難しくなってくるかもしれませんが、新鮮に感じることができます。
やはり、この新鮮というのが大事になってきます。
こういうのもあるんだ、という驚き、気付きとでも言いましょうか。
わかりやすく例えると、
ロックを弾いていた生徒さんがジャズをやる。
でも正直なとこ、ロックからいきなりジャズはちょっと入りずらい、そして難しいです。
ではどうするか?
ジャズロックに挑戦してみる。
ジャズロックであれば8ビートの曲もあるので、ジャズよりは入りやすいです。
ジャズロックの定番と言えばこの辺りですね。
そして「次にどう弾きたいのか?」です。
漠然と上手くなりたいと仰る方がおります。
僕も上手くなりたいです(笑)
すいません、話がそれました。
具体的に言うとアコースティックギターの場合は、指弾きのアルペジオまで弾きたい。
指弾きのアルペジオでこの曲が弾きたい。
ここまで具体的に言って頂ければ、レッスンする側の講師もとてもスムーズにレッスンができます。
他には、作曲がしたい。
このような雰囲気の曲を作曲したい。
アドリブが出来るようになりたい。
アドリブが出来るようになって、セッションに参加したい。
などなど。
やはり抽象的な伝え方よりも、具体的に。
これが大事だと思います。
途中でやっぱり違うなと思えば、それはそれで伝えて、また新たな目標などを伝えればいいのです。
今までやったことは無駄にはなりませんし、だからと言って講師が怒るなんて事もありません。
そんなことで怒るようであれば指導者としての資質が問われます。
少し話は変わりますが、
ある程度弾けてくると、
そこまで上手く弾けなくてもいい。
今の技術のまま楽しみながら弾きたい。
これには大賛成です。
でもやはり、新しいことにはいろいろと挑戦してほしい。
新しいことをやるのは、最初は難しいのというのは当たり前なんですが、先ほども書いたように新鮮な感じを味わうのがとても大事だなと思います。
そう、どんな方も
可能性を秘めている。
のです。
ある意味、自分にも言い聞かせている感じになりますが(笑)
僕たち講師は人の役に立つのであれば、苦労して得た知識、知恵などもわかりやすくお伝えして、最短距離で知ってもらう、習得してもらう。
これぞまさに講師冥利に尽きます。
ということで、是非、新しいことにいろいろチャレンジしてほしいなと思います!