講師の仲田です。
先日は都内某所に行って参りました。
自分もまだまだ若いと思っていましたが青春真っ盛りの子達の中に入るとまじおっさんですw
音楽に携わる仕事をしていますが
いわゆる僕は「叩き上げ」なので専門学校や音楽大学で学んではおらず、学部時代に先輩から音楽理論を習ったり
セッションや現場に連れて行って頂き目と耳と体で覚えさせられました。
何しに大学いったんだwと思っちゃいますけどまあそれはそれで良かったのかな。
JAZZ’N!の講師の皆さんは僕以外、みんな音楽の専門教育を受けていらっしゃる方々です。
なんというか、これはけっこうなコンプレックスだったりするんですw
人並み以上には勉強してきたつもりですし、学生時代は1日1食トイレ、お風呂以外は起きてから寝るまでずっとギター弾いていたりしました。
かなり無駄が多かったと思います。
めっちゃくちゃエフェクター買ったし教則ビデオや教則本も片っ端から読み漁りましたし、セッションも無駄に行きました。
それでも抜けてる部分は抜けてるんです。
お金もかなり使いました。
そう考えれば体系的に音楽を学び、正しい道のりで進み、かつ死ぬほど練習できる「音楽学校」の存在というのは素晴らしいと思っています。
あとアカデミックな事がやはりみんな強いです。
僕みたいな付け焼刃では到底太刀打ちできない現場がいっぱいあります。
あと一番大きいのは高校卒業時点で自分の「一生の仕事」を定められている心だと思うんです。
今でこそ、時代は変わりましたが、とりあえず大学行っとけばどうにかなるだろ風潮が僕の時代は強かったです。
なのでたまたま他の科目より好きだった英語を学ぶ学校に行ったわけなんです。
将来の目標なんか大学行って考えれば良いやって思っていましたし
在学中は確かに音楽やってましたけど、このような立場で今ブログを書いているなんて夢にも思っていませんでした。
就職も何となーくそれっぽいことで自分を洗脳してした感じです。
そして、社会に出ていかに自分の認識が甘かったかを痛いほど痛感するわけです。。。
このとき、自分は23歳でした。
音楽に限らず、もちろん大学に行かれる方でも高校生の時に「一生」を見据えて取り組んでいた方々より
5年のブランクがあるわけですよ。
僕は「将来」は割と見据えて行動していたと思います。
石橋を叩いてわたる性分ですし、人生安全運転でしたw
ただそれは目の前のことしか見ていないんです。
一生を見据えた時に自分は何をすべきか。
木を見て森を見ない生き方の限界を知れたのが社会人でした。
そう考えると自分の足で立つようになってまだ「8年目」です。
まだまだひよっこですが頑張っていこうと重います。