【前ノリと後ノリって何?】その②

代表の大野木です。

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「前ノリ」、「後ノリ」、音楽でよく使う専門用語です。前回の記事で説明しております。

前回の記事はこちら

 

今回のその②では僕の失敗談を3つほど書こうと思います。

僕はリズムがいいほうではないので、今思うとあの時失敗していたということが多々あります。

僕の失敗を聞いて、こいつアホだな。と笑ってやってください(笑)

 

① 【ドラムだけを基準にリズムをとっていた】

・ドラムを基準にリズムを取るのは間違いではないのですが、ドラムだけではなくベースもしっかり聴かなければいけないのです。そして、もちろん、その他のパートもしっかりと聴きつつ、プレイをしなくてはなりません。15歳~20代半ばまでの僕のバンド人生はドラムだけ聴いてればいいや、という発想だったので、リズムが走ることも多く、バンドメンバーからなんか合わないと言われることがありました。そもそもリズム感が悪いというのもありました(笑)

 

② 【ドラムがいない編成で自分が引っ張っていこうとする】

・僕が20代半ば以降の話ですが、歌い手さんなどのサポートをさせていただくときは、ドラムがいない編成が結構多かったりします。Gt×Ba、Gt×key、Gt×Ba×keyなど。ドラムがいない場合はベースをよく聴いて、周りが合わせていくか、お互いの呼吸をしっかり感じてグルーヴを作っていくというのがベストかと思いますが、こんな時でも僕は自分が引っ張っていこうとしていたのです。ベーシストにとっては本当にありがた迷惑な話、リズムに関してはドラマー、ベーシストに勝てるわけないのです。今考えると、歌い手の方も相当歌いにくかったと思います。自分1人だけの伴奏なら引っ張っていってもいいのですが、、、それでも、やはり2人以上の演奏の場合は呼吸というものがすごく大事になってくるいうのを痛感しました。この呼吸が合っている状態を、いわゆる一体感と言うのではないかと思います。

 

③ 【基本的に走ってしまう】

これはバンドでも一人で伴奏している場合もそうなのですが、基本的に前ノリで走ってしまう。今でも気を抜くと走ってしまいがちなので、周りの音を聴いて、ものすごく気をつけるようにしてます。なぜ走ってしまうのか、もちろん、周りの音をあまり聴いていないというのもありますが、メトロノームでの練習を全くしなかった。僕の場合はここに原因があるような気がします。やはり教則本やネットにも載っておりますが、メトロノームで練習するのはとても大事なこと。表拍でメトロノーム鳴らして普通に練習するのもいいのですが、裏拍でやるというのはもっと大事。最初はまったくできませんでしたが、慣れていけば少しずつ出来てきます。この練習のお陰で走るのを我慢できた、要はジャストでリズムを取れるようになったのです。

 

①と③に関しては、結構やってしまっている方がいるのではないかと思います。

僕の場合は周りから指摘してもらった、もしくは録音して自分で気付けたというのがあります。

何も言われずに、自分でも気付かない場合は周りに迷惑をかけている可能性があります。気を使って言ってくれないこともありますし、せめて自分の演奏をしっかりと録音して自分で気付けるようにしていくことをオススメします。

特に僕みたいな自己主張の強いギタリストには(笑)

ただ、ギター以外の楽器でも、もちろん歌い手の方でも「周りの音を聴く」、「メトロノームでの練習」はとても大事で上記の事も当てはまるのかなと思います。

 

もっともっとたくさん失敗はあるのですが、また気が向いたら続きを書こうと思います。

それではこの辺りで、、、

 

 

JAZZ’N HP

 

 

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