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サックス&フルート講師の石神有規です。
前回は「音色」「抵抗感」について書きました。
今回はマウスピース、リードについて説明します。
【マウスピース】
楽器に取り付けて直接息を吹き込む部分です。
音を出せるようになるまでは、クラシック向きの、音の出しやすいマウスピースを使いますが、
もし、ジャズやロックをやるのであれば、マウスピースを変えた方がいいです。
↓ハードラバー
暗い音、柔らかい音を出しやすいものが多いです。吹き方で、明るく、鋭い音も出せます。
↓メタル
大きな音を出しやすいものが多いです。
メタルマウスピースならではのエッジのようなもがあると思います。
↓リガチャー
リードをマウスピースに固定するものです。意外と思われるかもしれませんが、音色や吹き心地にかなり影響します。
正締め(ネジが下)
リードの振動を妨げます。その分楽器が鳴るような気がします。
逆締め(ネジが上)
現在主流で、色々なものがあります。
抵抗感が弱いものが多いです。
【リード】
サックスの音はリードで決まります。
駄目なリードで、良い音を出すのは大変です。
リードの種類、硬さは無数と言っていいほどあります。
使っているマウスピース、出したい音、息の量でリードを選ぶわけですが、
とりあえず、バンドーレンのトラディショナルをお勧めします。
名前の通り、伝統的なリードです。
実際にサックスを選ぶのは、ある程度吹けるようになってからがいいですよね。