【先輩ミュージシャンから学ぶということ】その①

代表の大野木です。

013

 

 

25才くらいから、いちギタリストとして今に至るまでの約10年間、いろいろなミュージシャンと演奏を交えてきました。

その中でも、やはり先輩ミュージシャンにはいろいろ学ばせていただきました。

 

僕の中でとても思い出深いというか、印象が強かったのが、6年前に経験した現場です。

一線で活躍している50代の一流ジャズプレイヤーの大先輩との共演、JAZZシーンではかなり有名な方々です。

今でも仲良くさせてもらっているシンガーソングライターの方の繋がりで共演させていただきました。

 

共演して思ったことを箇条書きで記していきます。

・演奏が上手い

・プレイが素晴らしい

・リズムが安定している

・アドバイスや指示が的確

・アドバイスに全くと言っていいほど嫌味がない

・若い人を見ると褒めてくれる

・人伝えにも褒めてくれる

・ダメ出しをあまり言わない

・多くを語りすぎない

・演奏で語りかけてくる

・プレイでコミュニケーションしてくれる

・アクシデントなども冷静に対処できる

・何事にも動じない

 

 

他にももっといろいろあるのですが、切りがないので、、、

 

上記に書いてあることですが、要約すると人間性が素晴らしいの一言に尽きます。

この人間性があっての仕事依頼があり、そして信頼関係ができるのだと感じました。

上記の演奏が上手い、プレイが安素晴らしい、リズムが安定している、などは「そりゃ一流プレイヤーだから当たり前だろ!」と思いますが、やはり目の前で見ると、一緒にプレイすると、開いた口がふさがらない状態に陥ります。もう感動です。

この大先輩方とは、2回も大きな現場で一緒に仕事をさせていただきました。

この現場のお陰で経験値がグンとあがったような気がします。

まだ30歳ぐらいの若造ミュージシャンが一流プレイヤーの演奏に飛び込む、とても勇気がいります。

正直、現場では曲のジャンルが幅広く、難曲もたくさんあり、演奏曲が30曲もあったりなど、もうすでにいっぱいいっぱいだったのにも関わらず、大先輩方は包み込んでくれるような演奏しておりました。ミスをしても決して罵るようなことはしませんでした、むしろ元気付けてくれた、勇気付けてくれました。

ちょっと古い言い方かもしれませんが、大先輩たちの演奏する背中を見て、少しは成長できたかなと思います。

自分も40、50、60、70代と音楽続けていく上で、大先輩方のような立ち振る舞いをしたいと思います。

 

JAZZ’N HP

 

 

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