代表の大野木です。
「前ノリ」、「後ノリ」、音楽をやっていないとなかなかわからない用語ですね。
ミュージシャン同士良く使う専門用語でもあります。
わかりやすく説明しているサイトから引用させていただきました。
「前ノリ」というのは、
メトロノーム的なジャストのタイミングよりも、少し前に音をだして
リズムを刻むことをいい、
逆に「後ノリ」というのは、
ジャストのタイミングよりも、少しタイミングを遅らせてリズムを刻むことを言います。
逆にメトロノームの音にしっかりと合わせてリズムを取ることをジャストと言います。
基本的にはメトロノームの「カチッ」という音に合わせるのですが、「少し前に音を出す」、「少しだけ遅らせて音を出す」、この少しがとても難しいです。ハッキリ言うとミクロ単位になります。
少しと言っても人によって感覚が違いますよね、アマチュアの人が「後ノリ」でリズムをとろうとしても、プロから見るとただリズムがずれているということになります。
一般的には、ロックなどの激しい音楽が「前ノリ」、ブラックミュージックなどが「後ノリ」で演奏していると言われております。
意識して演奏している場合もありますが、ロックなどは疾走感を出すために突っ込む感じの「前ノリ」、ブラックミュージックなどはテンポを保ったまま重たい感じを出すので「後ノリ」という風に勝手にそうなっていくのかなと思います。
この「前ノリ」と「後ノリ」はやはり、ベースとドラムが中心となって作り出すことが多いです。
僕は基本的にジャストで弾くことを心がけていますが、共演するベーシスト、ドラマーによって前ノリ気味、後ノリ気味に変えて演奏します。というか勝手にそうなっていきます。たまに自分でも気付いてないで後ノリ気味になったりしてますが、、、
そういうときは頭で考えず、体で感じる。というような考えでやればおのずと合ってくるような気がします。
ここで大事なのは、まずはジャストでしっかりと合わせられる、リズムを刻めることが大前提になります。ジャストで捉えることができなければ、「前ノリ」、「後ノリ」は難しいと思います。むしろ、ただリズムがずれているだけということになります。
ここまでを説明しておきながら言うのもなんですが、人によっては「前ノリ」、「後ノリ」なんて無い、と言っているプロの方もいます。
要は音価(音の長さ)でそう聴こえるだけであると言っております。
この動画は結構わかりやすいですね。
う~ん、なるほど。
とは思いますが、やはり「前ノリ」、「後ノリ」は曲の雰囲気によってあると感じてしまいます。
僕自身意識しなくても、体が勝手になっているので。
でももしかしたら、「前ノリ」のときは音価が短いだけだったりして(笑)
とういうことで、超一流のプレイヤーの方々もまずは、ジャストで捉えることが一番大事と仰っております。
また気が向いたら、この「前ノリ」、「後ノリ」での僕の失敗談を書こうと思います。
それではこの辺で、、、