代表の大野木です。
高1から大学3年の6年間通っていただいた生徒さんのお話です。
本格的に就職活動に入るということで、先日退会になりました。
僕としても、とても思い入れのあることなので綴ろうと思います。
この生徒さんが初めて教室に来て頂いたときは、まだ僕が一人でギター教室をやっていて、生徒さんも20人に満たないころでした。
しかも、当時は自宅の1室でのプライベートレッスン的な感じでした。現在はお陰様でレッスンスタジオを3つも構えられる状態になりました。
そんな生徒さんはまだギターも触ったことがない未経験の初心者、6年経つとアコギでソロギターも弾けば、エレキギターで難しいソロもしっかりと弾くようになっていました。
真面目で努力家の生徒さん、ギターが本当に好きなんだなと思いました。
ちなみに生徒さんはギターを始めたころからセンス抜群、吸収力も半端なくて恐ろしい上達ぶりでした。
高校生の頃は運動部に所属していたのにも関わらず、ギターのレッスンは休まずに来てくれて、予習復習もしっかりとやってきてくれました。
好きな曲をたくさんやったというのもありますが、毎回楽しんで弾いていて、難しくて出来なかった曲も次回にはしっかりやってくる。そんな姿に毎回とても感心しておりました。
大学に入ってからは軽音サークルで毎月のようにライブをしておりました。とても頭のいい大学なので勉強もサークルも忙しい、そんな中でも毎月休まずにレッスンに来てくれました。
一番嬉しかったのは、4年前ほどから生徒さんが増えてきて僕1人では受け持つこと出来なくなり、新しい講師に代わっても生徒さんはレッスンを受け続けてくれたことです。
しかも、2人ほど講師が変わっても、持ち前の明るさで講師を手なずけていました(笑)
生徒さんが辞める1年前ぐらいから、また僕がレッスンを担当させていただきました。
最後のレッスンを自分が担当出来たのは本当に嬉しく思いました。
つい最近、高校生だった生徒さんがもう社会人になっていく。
なんだか年寄りの発言ですね(笑)
勝手に親の気分になってしまいました。。。
高校、大学と一番忙しい時期での上達ぶりを見れたのはとても感慨深いです。
しかし、6年も通い続けてくれた生徒さんというのはなかなか居ないです。
本当に本当に嬉しく思いますし、同時にいつも笑顔でレッスン受けに来てくれた生徒さんが居なくなるのは少し寂しいような気もします。
感謝以上の言葉が見つかりませんが、僕自身、そして教室も一緒に生徒さんに成長させていただきました。
就職活動という人生の壁に向かっていくとは思いますが、生徒さんの持ち前の明るさと笑顔できっと乗り切ると切に願っております。
6年間通っていただき本当にありがとうございました!
社会人になっても是非ギターを弾き続けてください!