時代のせい 社会のせい?

AC共依存の人が増えている気がします
これを時代のせい 社会のせいにしてしまう論調があります
AC共依存とは家族の関係 コミュニケーションの不全
本来はその家族内の問題ですが
時代の変化 社会の変化と無関係ではないだろうと思います
昔は といっても戦後
確かに貧しかったのですが 時間には余裕があったように思います
みんなが貧しくても それでも日々の暮らしや食べるものにはそれほど不自しなかった
経済成長はこれからだと 希望もありました
現在は 特にバブルが弾けて以来 またリーマンショック以後は経済は下降気味
暮らしに余裕がなくなり 気持ちにも余裕がなくなる
経済的に逼迫すると 笑顔もなくなります 家族関係も険悪になります
経済的な話だけではありません
親子の関わり 夫婦の関わり 家族の関係にしても
昔は今ほどコミュニケーションが取れないことはなかったように思います
現代の「競争化」「利己主義化」などが 他者とのコミュニケーションを遠くしていないでしょうか
幸せ感が希薄になったこともあるでしょう
経済的な豊かさでしか「幸せ」を計れなくなったのではないでしょうか
そんな時代の流れに 社会の変化に巻き込まれ 
不全感は募ります
一つ見落としていることがあります
時代も社会も それを構成しているのは 大人
時代のせい 社会のせいと言い換えはできません

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