前回のその①では「洋銀製」、「銀製」の違いを説明しました。
今回は「カバードキー」、「リングキー」について書いていきたいと思います。
【カバードキーvsリングキー】
↓カバードキー
指で押さえるキーの部分に穴が開いていないのが、カバードキーです。
手が小さい方や、指の細い方は否応なくこれを使うしかないようです。
入門用の洋銀製フルートはほとんどがカバードキーです。
そして、キーが直線に並んでいないオフセットと言われる配列になっています。
↓リングキー
キーに穴が開いているのが、リングキーです。
キーが直線に並んでいるインラインが多いですが、オフセットもあります。
高音域や特殊な音を出すときに便利なので、プロの演奏家はリングキーを使っている方が多いです。
次回は「C足部管」、「H足部管」について書いていこうと思います。