コラム~人生最大の過ち~


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ギター講師の仲田です。
基本的に後悔しない性格なのですが、いくつか、あの時もっとこうしていれば、こうしていたら…と思う事はあります。
そして、そのような後悔をちょこちょこ繰り返しますw
反省していないのではなく、人生にさほど影響がない後悔であったり、それが無ければ豊かな感性が磨かれないであろう後悔であったりするのです。
過ちと言えるものがあります。
当時の自分が目の前に居たらぶん殴っているレベルです。
そんなのいっぱいある気がしたのですが、シャアも申しているように自分の過ちは認めたくないものなのですw
それでもなお、過ちと言えるものがあります。
それは、“無気力が格好良いと思っていた時期がある”
ということです。
それだけならまだしも、一生懸命何かに取り組んでいる人を蔑んでさえおりました。
ぶっ飛ばしたいですよね?w
高校生の時は部活に文化祭に大学受験にととんでもなく賑やかな毎日でした。
興味、感心を向ける分野がたくさんあり、笑い、喧嘩し、恋愛しetcを謳歌していました。
今思っても青春ですwwwww
こっ恥ずかしい次元です。違う意味でぶっ飛ばしてやりたいです。
そんな遊んでしかいない高校3年間のツケはやりたいことがないというとんでもない帰結でしたw
しかし、なかなか当時はテンションも今の5000倍くらいあったので大学に行けば良いやみたいな非常にレベルの低い発想で大学受験浪人を決定致しましたw
大学受験浪人した時、世の中が変わりました。
別に先に大学にいった友人が羨ましいとかいっさいなく、逆に
学問の面白さに気付きました。
受験勉強そっちのけで(おいおい)
本を読み漁りました。ノームチョムスキー、ミルチアエリアーデ、ソシュール、カールポッパー、グレゴリーベイトソン…
20世紀を代表する知の巨人たちの本に鳥肌立ちまくりでした。
図書館には目から鱗の本がたくさんありました。
あ、大学受験の勉強もしましたよw
そして、なんとかギリギリ神田外語大学に入学させて頂き、言語学者となるべく大学生活が始まりました。
けっこう、色んな大学の講義を聴講しにいきました。日本最高学府にも認知言語学の公開講義にも出席させて頂きました。
そして絶望しました。
それに関してはまた今度。
そこからジャズ研に引きこもる毎日が始まりますが、入学当初の絶望感というのがあり、
あまり気力がありませんでした。練習は先輩や先生が怖いから、怒られるから半強制的にやる感じでしたw
口癖は“無理”
そう、井の中の蛙です。自分が傷つきたくないので範囲を超えることを拒みました。
セッションに行こうと言われても気分が乗らなければ無理。知り合いがいないなら無理。
飲み会に誘われても無理。もちろん体質的にアルコールがダメなのも関係しましたが、
こういう場所にきちんと顔を出しておけばもしかしたら何か変わっていたかも…とは思います。
バンドに誘われても興味なければ無理。
恐ろしいことに約2年それを突き通してしまいます。
留学中ですら、言われたことをこなし、楽しいものに身を任せていたのではないかと思っています。。。
もちろんかなり勉強にはなりましたけど、、、
無理、無理言っている中で、逆にそれが格好良いと錯覚し始めます。
何かに夢中になっている人を見下して、己の保身をしていました。
大学3年の時、変革が起きましたw
そうです。JAZZ研(JAZZセッション研究会)の部長になってしまったのですw
人数の少ないサークルでしたが、それはそれはエキセントリックな先輩たち、何故か来るプロのミュージシャンたち
シュールを絵に書いたような後輩たち…
この個性が混じり合う事のない人たちを一つの団体として纏めるのです。
さらに大学の友人がロック系のサークルを立ち上げ、付き合いで名前を書いたつもりが渉外、つまり周りとの折衝を主る人に就任していました。
そうです。ここで今までのツケがやってきます。
適当にやり過ごせる人達と適当にやりたいことだけやって来た無気力な大学生から
周りの人を納得させるだけの行動や考えを示さなければならなくなりました。
今まで先陣を切って頑張っていた人たちを心から下に見ていたツケがきちんとここで相殺されるわけです。
世の中よく出来ています。
所詮は大学の小さなコミュニティかもしれませんが、結果的に組織を2つ回す何かしらの役割に就くことで
その立場で昔から振る舞い続けていた人たちの凄さを目の当たりにします。
まずは頭がキレる。話をしている段階ですでに話を理解し、プランを考えていました。
そしてフットワークが軽く、即行動に移し、その分野に長けている人に協力を仰ぐ。
あ、こりゃヤバい。。。
というのが直観でした。
無理でもやらなきゃならない環境が半強制的に用意されているのです。。。
そして、サークルに来てくれていた大人たち、プロのミュージシャンの凄さを改めて実感しました。
自営業者として成り立っている方々なので全ての行動に理由がありました。無駄もスキもない。
そして、それを背中で教えてくれたのが、RAHMON’sのアニキ達です。
結果、人を見下して自己陶酔していられる余裕がなくなります。
勉学は疎かになるどころか、その講義の意味が分かるようになり、なんと身に付くようになりました。
そうなのです。結局、学問に絶望したのはその分野が悪いのではなく、自分の意思が薄弱だったからなのです。
ちなみに、とある分野に関しては本当に優秀な学者が世に出られない姿も何度も見て来ました。。。
なので学者への興味関心が無くなったのは事実です。
話を戻します。
忙しいという言葉を使う事もなくなりました。
忙は
心が亡くなると書きます。
亡くなるどころか、常に心をオープンしていなければならなくなりました。
面白いことに頑張れば頑張るほど、回るのです。
人が人を呼ぶようになります。協力してくれる人がだんだん増えていきます。
そして、気付きます。
人の揚げ足取りしているとその場の楽しさで終わる。
しかし、人の良い面を知り、それをお互いに+になるようにすれば継続的に心が満たされるのです。
楽しい事ばかりではありません。面倒くさい事ややってらんないこともありましたけど、
それでも結果が必ず出ます。その感動というのは他のものでは替え難いとても大きな経験として自分のものになりました。
大学を卒業し、社会人になり、そして自営業者として何とかやってこれているのは当時の経験があるのは否定できません。
もちろん、過去の栄光にすがるほど、実績は残してませんのでw
同じやり方は出来ないにしろ、きちんと考え行動する。
人を巻き込む。
来るもの拒まず、去るもの追わずの精神。
そして大事なのは、人の良い所を知ること。
その部分でお互いに良いものが作れれば良いなと思っています。
そして、失敗してもすぐに軌道修正できるだけのリスクヘッジを怠らないようにして行こうと思っています。
仲田の人生最大の過ち。
偶然にも修正出来る機会がありました。本当にその機会を与えてくださった皆様(ぜったいこのブログ見てない)に感謝申し上げたいと思います。
人を蔑む。無気力。
これがどんな悪影響を及ぼすか、痛いほど知りました。
そんなお話。
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by ギター講師:仲田晋也