ギター講師の仲田です。
近年巷で最も叫ばれていることに“コミュニケーション能力”つまりはコミュ力というものがあります。
このコミュ力というものに誰も疑問を抱かないのかと思っています。
そもそも我々、人間は言葉を使って情報を伝達する生命体です。
その時点で、少なくとも同じ言語を運用できる人同士では、コミュニケーションを成り立たせることはできるはずです。
巷で流行りのコミュ力は非常に表面的なものです。ビジネスの場面で使うべきものを日常でも押し付けている感覚。
そして、それが出来ないと“コミュ症”問いいうレッテルを貼られ笑いもの、晒し者にされる。
少なくとそういう状況を見てきました。
人はそれぞれ考え方も話すスピードも違います。
非常に思慮深い方もいれば、圧倒的な頭の回転数を誇る人もいらっしゃいます。
どちらでも良いんです。
お互いに会話、対話をするということは相手を思いやる能力です。
刹那的で享楽的なコミュニケーションの先には何も生まれません。
中には言葉で自己表現があまり得意でない方もいます。
でもきっと言わなきゃいけないことがあるし、言いたい事もあるはずです。
ならお互いに納得できるまで話す。言いたい事を汲み取り合う。それがコミュニケーションというものです。
音楽もコミュニケーションです。
バンドでもジャムセッションでも何でもそうです。アンサンブルというのは
他のメンバーや奏者とのやりとりです。
この曲を自分がこう弾きたいではアンサンブルは成り立ちません。
こう弾きたいなら、そう弾かせてくれるように他の奏者にわかってもらう弾き方をしなきゃなりません。
難しいことではないです。バンドなら他のメンバーやお客さんに伝えたい!ならどうする。
セッションならここで盛り上げたい!ならどうする?を考えることです。
バンドやセッションはいわば、面接や告白みたいなもんなんです。自分を受け入れて欲しいわけですから。
面接や愛の告白を無自覚でやる人いますか?いないですよね?
なら音楽だってそうです。皆さんが出す音に自覚があれば、失敗することはもちろんあると思いますが、
ずっと失敗ということはないです。成功すれば何故上手く行ったのか考える。失敗する回数を減らし(残念ながら0には出来ません…)成功率を上げるんです。
会話もそうです。
みなさんが向き合う人全員が、皆さんのご家族ではないんです。
配偶者であろうが、恋人であろうが、親友であろうが他人です。
何かのご縁で繋がったかけがえのない方々です。
であれば、大事にしましょう。
コミュニケーションは諸刃の剣です。ちょっとしたことで亀裂が入ればもうおしまい。
修繕されることはありません。
丁寧にお互いに思いやる気持ち。
それこそコミュニケーションです。
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