剣道の稽古中突かれて首が痛くなり近くの接骨院にかかったけれども痛みが引かないので来院。
突かれるというのは、ちょうど交通事故で首を痛めるのと同じことです。
衝撃は第一、第二と2回受けている場合がほとんどです。
筋スクリーニング検査をしてみると首の上位部と下位部に緊張を確認しました。
両側の肩関節にも衝撃によると思われる異常可動性が見つかりました。
両側の仙腸関節にも緩みがあり、この状態では痛みが引いていかないのも納得できる状態でした。
局所冷却をし整膚をして筋肉及び皮下組織を整えてから各部位を整復。
再度筋スクリーニング検査でサインの消失を確認して足捌きのワンポイントアドバイス。
これからは突かれないように体が上手く捌けるといいですね。
構えて打ち込む時に顎が上がらないように一拍子ですばやく振り上げ振り下ろすことができると良いとされています。
相手の突いてくる竹刀を頭上から一刀両断できたら 達人でしょうか。
相手の動きが観える様になる事が先決のように感じます。
私ごとですが防具をつけない直心影流の稽古方法は古来より伝わる約束された型稽古でありすばらしく思っています。