ラグビーには怪我はつきもの。
練習中に首、腰、左膝を痛めた。
左膝は練習後冷やしたが外側に痛みがあり少し腫れている。
仕事の休日を待って来院。
一目で解るがっちりした体つきのラガーマンである。
しかし姿勢はやや前傾姿勢である。
早速、筋スクリーニングテストを行い負傷個所を含め全身を確認する。
結果は首、背中、骨盤、股関節、左膝、足首、足趾に陽性。
負傷個所をがっちり冷やす。
その後、電療、整復、歩行指導、テーピング処置を行う。
痛み軽減、前傾姿勢が変化し始めたことを確認。
仕事の影響により経過やや緩慢。
生活指導とまではいかないがつま先立ち、足踏みをするように指示。
どうも歩行が不自然である。
足首と足趾の動きができていない。
歩行する場合の足趾の動きを指導する。
細かい事だがこれが大切である。
指示通り行えば次回、膝の腫れが消失するはずである。