朝起きるときに首と腰が痛くてつらい
今までの経過を詳細に聞いてみたら５年前にぎっくり腰をされたそうです。
その後、交通事故に会い約１年ほど整形外科で牽引療法をしたそうです。
しかし、症状はその時だけで治らず無理をすると首にきたり腰にきたり入院もしたそうです。
当院では牽引療法は禁忌です。
高山病、潜水病など減圧されることによる症状はさまざまです。
交通事故による牽引療法の場合にも同じことが言えます。
筋スクリーニング検査の結果、
首に牽引療法による傷害を受けたであろうサインが出ています。
骨盤にも特に右側に外傷性の傷害を受けたサインが出ていました。
日常の業務においてパソコンをされる拘束が長いため、指、肘の動きが硬くなって肩に異常可動性が出現していました。
いつものように説明し局所冷却し整復。
テーピング処置をして歩行指導。
自分では正常に歩けているつもりでもかなり癖のある歩行が出現していました。
ゆっくり歩いたらふらふらでどこかに捕まりたくなるほどでした。
しっかりトレーニングをしてすっきりして帰っていきました。
体のバランスは非常に大切です。
先ずは爪先立ちで１０秒間しっかり立っていられるようにしましょう。